超攻撃的フロントバンパーお披露目。BMW M5次期型、驚愕の電動パワーを装備

■4.4リットルV型8気筒ツインターボ+モーター搭載で最大790ps

現在BMWは主力モデル「5シリーズ」次期型のプロトタイプを複数テストしていますが、その頂点に設定される「M5」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW M5 次期型プロトタイプ

南ヨーロッパで捉えたプロトタイプはトレーラーを牽引、高負荷の下で車両の冷却システムをテストしようとしている可能性があります。

先日はバンパーをカモフラージュしながら、プロダクション仕様のヘッドライトを装着しているプロトタイプを捉えましたが、今回はダミーヘッドライトを装着していますが、フロントバンパーの攻撃的デザインが露出しています。その理由は、前述した冷却システムのテストに関連付けられるかもしれません。

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BMW M5 次期型プロトタイプ

フロントエンドにはワイドで浅いグリルを装着、下部にあるさらに幅のひろい中央のエアインテークとペアになっているようです。両端には、ホッケースティック形状のインテーク、コーナーにはタイヤの周りに空気を流したり、ブレーキに冷気を供給したりする役目を果たす三角の吸気口も見られます。

また、フロントドアとリアバンパーに「Hybrid Test Vehicle」(ハイブリッドテスト車両)のステッカーが貼られており、このM5プロトタイプが電動化されたパワートレインを持っていることがわかります。

おそらく、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、電気モーターと組み合わせることにより最高出力は650psと予想されます。

最新情報によると、「コンペティション」モデルでは最高出力は790psと噂され、メルセデスAMG「GT63 E-Performance」の840psに迫る可能性がありそうです。

次期型M5は2024年7月から生産に入ると思われ、その年の後半には待望のM5ツーリングが予定されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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