■2026年デビューのエレクトリッククーペSUV、車内コード「NA7」で開発中
BMWのクーペクロスオーバーSUV「X4」が現行型で生産終了するとの噂を入手しました。
同社では、2008年に「SAC」(スポーツアクティビディクーペ)と呼ばれるクーペSUV「X6」を発売。その後2014年には「X3」のクーペ版となる「X4」が導入され、現行型となる第2世代は2018年に登場しています。
第3世代の行方が注目される中、車内コード「G46」と名付けられた次期型プロジェクトが進行しているという情報もあったのですが、最終的には実現しない可能性がでてきました。
そしてX4の代替えとして期待されるのが、フルエレクトリッククーペSUV「iX4」です。車内コード「NA7」と呼ばれるiX4は、2026年11月からハンガリーに新たに建設されるBMWの新しいデブレツェン工場で生産が開始される予定だといいます。
市販型では、次世代「Neu Klasse」(ノイエクラッセ)プラットフォームを採用。搭載される予定の円筒形「Gen6」バッテリーは、既存のものと比較して航続距離と充電速度を30%向上させるようです。
Gen6は重量が最大20%減少し、製造コストは半分になると見積もっており、製造プロセスに関連するCO2排出量は、なんと60%も削減されると予測されています。また10年使用した後でも80%の性能を維持することも期待されています。
なお、現行型X4は2018年に発売されているため、今後数年間はラインアップに残ると予想されます。