■自然吸気の5.2リットルV型10気筒エンジンで640馬力
ランボルギーニは8月、クロスオーバーSUV「ウルス」の高性能バージョン「ペルフォルマンテ」を初公開しましたが、その次と見られるクロスオーバー「ウラカン ステラート」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ステラートは、2019年にコンセプトカーを公開、その後何度かプロトタイプがスクープされ、7月には開発車両のティザーイメージが公式リリースされています。
捉えたプロトタイプはほぼカモフラージュが削がれていますが、以前のプロトタイプにあったルーフレールやスキッドプレートが欠落しトーンダウンしています。
しかし、非常に小さな部分を覆う黒いテープが貼られ、フェンダーにはエクステンションを装着、足回りには20インチホイールにハイグリップのウィンタータイヤを履いているほか、1.85インチ(47mm)リフトアップされたサスペンションも確認できます。
パワートレインは、自然吸気の5.2リットルV型10気筒エンジンを搭載、最高出力640ps・最大トルク601Nm以上が予想され、これがウラカン最後のV10エンジンになると思われます。またデュアルクラッチギアボックスとAWDシステムは、オフロード性能を向上させるために調整されている可能性が高いと見られます。
ウラカン ステラートのワールドプレミアは不明ですが、2022年内と予想され、価格は24万ユーロ(約3100万円)、最新情報によると限定1000台で調整されている可能性があるといいます。いずれにしても、即完売で「億超え」のプレミアム価格となることは必至となるでしょう。