■フロントグリルが両幅全体に拡大、ヘッドライト形状も進化
ポルシェが現在開発を進める、クロスオーバーSUV「カイエン」改良型の市販型デザインを大予想しました。
第3世代となる現行型(E3K30型)は2018年にデビュー、4年の月日を経てこれが初の大幅改良となります。
カイエンファミリー改良型のプロトタイプは、現在かなりカモフラージュが削がれてきていますが、それでも要所は隠されており、ディテールは不明でした。
お馴染みNikita Chuicko氏に協力を得た予想CGでは、フロントグリルが拡大され、両幅全体に広がっているほか、ヘッドライトの形状がより直列した向きに新設計されています。
リアエンドでは、よりスリムな全幅LEDテールライトが見てとれますが、予想では両サイドの膨らみはなくなり、均一の幅になるとみています。下部バンパーでは、よりアグレッシブなディフューザーや、四角いクワッドエキゾーストパイプも新設計されています。
キャビン内では、大刷新されたセンターコンソールとギアシフターを装備、後者は911(992世代)から「シェーバーデザイン」を流用するはずです。また新インフォテイメントディスプレイの搭載も濃厚と言えるでしょう。
改良型のパワートレインは明らかになっていませんが、最新情報によると、2.9リッターV6および4.0リッターV8ガソリンエンジンはより強力になるといいます。
具体的な情報はないものの、更新されたエンジンのラインナップには、修正されたプラグインハイブリッドセットアップが含まれる可能性があるようです。さらにフルエレクトリックバージョン開発に着手したという情報も入っています。
カイエン改良型のワールドプレミアは、2022年内と予想されますが、クーペなど派生モデルが同時にデビューするかは不明です。