三菱eKシリーズが一部改良を実施。eKクロス、eKクロス スペースに先進安全装備を標準化した「T Premium」「G Premium」を追加

■一部改良でボディカラー展開を見直し

2022年9月8日(木)、三菱自動車はeKシリーズの一部改良を実施し、同日から販売をスタートしました。同時に、eKクロス、eKクロス スペースに、先進安全装備や快適装備を充実させた上級グレードの「T Premium」「G Premium」が追加されています。

三菱 eKシリーズ
eKクロスに加わった「T Premium」

eKクロス、eKクロス スペースに加わった「T Premium」「G Premium」は、NAエンジンの「G」、ターボエンジンの「T」にそれぞれ設定。

従来、メーカーオプションだった高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」や、デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター付)、マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付)などの先進安全装備と快適装備が標準化されています。

三菱 eKシリーズ
eKクロス「T Premium」のリヤビュー

加えて、eKクロス スペースには、従来はメーカーオプションだった後席の使い勝手や快適性を高める「後席パッケージ」も標準装備。

同パッケージには、運転席側電動スライドドア(ハンズフリーオートスライドドア)、助手席シートバックテーブル(コンビニエントフック付)、リヤサーキューレーター(プラズマクラスター付)、リヤロールサンシェード、樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバックが含まれていて、後席の快適性が大幅に向上します。

三菱 eKシリーズ
eKクロス スペース「T Premium」のエクステリア

また、eKクロス、eKワゴンの一部改良では、ボディカラーが見直されています。

eKクロスに2トーンの「ホワイトパール/ブラックマイカ」が、eKワゴンにモノトーンの「ナチュラルアイボリーメタリック」を新設定。eKクロス スペース、eKスペースの一部改良では、eKクロス スペースに、2トーンの「チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカ」、eKスペースに、モノトーンの「ミントブルーメタリック」が新たに設定されています。

三菱 eKシリーズ
eKワゴンの外観

さらに、eKクロス スペース、eKスペースの福祉車「助手席ムービングシート仕様車」も引き続き設定されます。同仕様は、電動で助手席シートが外側に回転し、車外にスライドしながら下降することで乗降性を高めた福祉車で、車いすから助手席への乗り降りの負担を軽減することができます。

●価格帯
「eKクロス」:146万3000円〜196万3500円
「eKワゴン」:132万5500円〜154万円
「eKクロス スペース」:165万5500円〜220万円
「eKスペース」:139万9200円〜181万1700円

●助手席ムービングシート仕様車(車両本体価格+専用メーカーオプション価格の参考価格)
「eKクロス スペース」:209万6000円〜224万6000円(参考価格)
「eKスペース」:188万3000円〜213万8000円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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