マクラーレン新CEOがついにSUV開発へGOサイン? EVモデルで調整か

■車高は低く、フェラーリ初SUVとなる「プロサングエ」を彷彿させるボディシルエット

この数年間、スーパーカーブランド「マクラーレン」には、クロスオーバーSUV開発の噂が絶えませんが、その最新経過を入手しました。

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マクラーレン エクストリーム エレクトリック

これまで、マクラーレンの元CEOであるマイク・フレウィット氏は、「利益のためにSUVをつくることはない。もしSUVに依存するなら、我々の顧客への背信行為となる」とまで言い切り、ライバルメーカーを批判していました。

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マクラーレン エクストリーム エレクトリック

それでも今年6月、同ブランドがクロスオーバーSUVの開発に着手した可能性があるという情報を入手、記事を公開しましたが、7月1日付けでマクラーレン新CEOに就任したマイケル・ライターズ氏は直近のAutocar誌のインタビューにて、SUVを愛していることを認め、このセグメントが非常に魅力的であり、まだ成長過程にあると考えていることを明かしたようです。

それもそのはず、同氏はポルシェでSUVを開発した後、フェラーリでもSUVの開発に着手した人物なのです。

ただし、それがマクラーレン初のSUVへ直結するわけではありません。マクラーレンSUVの可能性は、同社内で非常に多くの議論の対象であると述べています。

また同氏は最後に、「マクラーレンとして理解しなければならないのは、『私たちのDNAに沿った製品をどのように見つけることができるのか?』ということです」と付け加えたといいます。

エージェントからは、マクラーレンSUVはフルエレクトリックモデルの可能性が高いという情報も最近入っており、車高は低く、フェラーリ初のSUVとなる「プロサングエ」を彷彿させるボディシルエットとなると予想しています。

マクラーレンは最近、「Aeron」(アーロン:強さの岩)の商標登録を行っており、開発プロジェクトが本格的に動き出すのも時間の問題かもしれません。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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