アウディA4アバント次期型、実車の動きを初公開【動画】

■頂点「RS4」には450馬力を超える電動アシストを提供

アウディは現在、主力モデル「A4」ファミリー次期型を開発していますが、その派生ワゴン「A4アバント」市販型の最新プロトタイプをビデオが捉えました。

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アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ

オーストリア・アルプスで捉えたプロトタイプは、いまだ厳重なカモフラージュでディテールを隠しています。

唯一わかっているのは、グリルは小型化され、その下の開口部も小さくなること、ヘッドライトがスリム化され、フロントバンパーの両サイドには縦型のベントが配置されていることくらいです。

また動画ではA4アバント次期型が、アルプスを力強く加速させるシーンを見ることができます。

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アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ

A4次期型は、マイルドまたはプラグインハイブリッド・アシスタンスを装備。一連のアップグレードされたガソリン、およびディーゼルエンジンを提供し、前輪駆動と四輪駆動(quattro)レイアウトの両方で提供されます。

アウディの研究開発責任者であるマルクス・ホフマン氏は、「新型A4の最終計画には、電気のみの4輪駆動パフォーマンスRSモデルと、ハイブリッドRS4が含まれており、2つの異なるプラットフォームに支えられたラインナップのトップに立ちます。1つのプラットフォームは内燃エンジンのハイブリッドバリエーションに使用され、もう1つのプラットフォームは純電気モデルに使用されます」と語っています。

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アウディ A4アバント 次期型プロトタイプ

さらに同氏は「電動化は、現在のツインターボチャージャー付き2.9リッターV6ガソリンエンジンを保持するRS4の後継モデルまで、すべての範囲に拡張されますが、その出力450馬力を超えて向上させる電気アシストを受ける予定です」と付け加えています。

フルエレクトリックバージョンでは、内燃エンジンを搭載した兄弟車とほぼ同様のエクステリア スタイルを採用する予定で、空力効率をさらに向上させるために、ブランク・オフ・グリルやそのほかのユニークなデザイン要素によって視覚的に差別化されることが予想されています。

まだ確認されていませんが、現在のA5スポーツバックに似たリフトバック スタイルのテールゲートを備えた5ドア レイアウトが採用されるとも噂されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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