■第1作に登場したサリー・カレラの20周年を記念「911サリー・スペシャル」
ポルシェは、ピクサー映画「カーズ」のキャラクター「サリー・カレラ」を911ベースで実写化することを発表しました。
このモデルは、「カーズ」第1作に登場したサリー・カレラの20周年を記念し、「911サリー・スペシャル」と名付けられ、1台限りのワンオフとして開発されました。
映画では、サリー・カレラのデザインは2002年の911からインスピレーションを得ていますが、このワンオフでは最新の911カレラGTSをスターティングポイントとしています。
パワートレインは、最高出力473ps・最大トルク569Nmを発揮する3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。サリー・スペシャルでは7速マニュアルギアボックスと組み合わされます。
ボディは独特のサリー・ブルーメタリックでラッピング。996世代の911で見られたターボホイールを装着、フロント20インチ、リア21インチのサイズとなっています。
キャビン内でも、サリー・ブルーメタリックの要素が多数あり、ダッシュボード、センターコンソール、ドアトリムなどに同色を採用。シートとドアパネルの一部に、チェック柄とブルーのハイライトを備えた特別な布トリムを使用しています。
またBピラーのバッジには、「サリー・カレラ」のサイン、カーズのロゴはタイヤのバルブステムキャップ、ドアパネル、およびシートの側面に配置されています。
このワンオフはオークションに出品され、ウクライナの難民を支援する慈善団体に寄付されるといいます。