■2.0リッターターボガソリンエンジンを縦置きに搭載
メルセデス・ベンツは現在、主力クロスオーバーSUV「GLC」に設定される最強モデル、AMG「GLC63」を開発中ですが、その市販型デザインを大予想しました。
7月には、かなりカモフラージュが削げたプロトタイプをスクープしましたが、そのスパイショットをベースに制作、KOLESA.RUから協力を得ました。
パナメリカーナグリルと、クワッドエキゾーストパイプを備えたこの高性能SUVは、メルセデス・ベンツバッジのついた「GLC」よりはるかにアグレッシブに見えます。
強力なPHEVセットアップと一致するように、大型ホイールと、より強力なブレーキに適合するよう、広いホイールアーチが得られることは間違いないでしょう。
スパイショットで発覚したように、GLC 63新型には後輪ステアリングも搭載される予定で、コーナーを高速で攻める際の安定性が向上するはずです。
パワートレインはAMGでお馴染みの4.0リットルV型8気筒エンジンと決別します。次期型ではコンパクトなAMG「45」の2.0リッターターボガソリンエンジンを縦置きに搭載、後部に取り付けられた電気モーターと連携して、PHEVセットアップは最高出力670ps・最大トルク750Nmへと向上することが予想されています。
現行型では後輪駆動のみの設定でしたが、次期型ではe-モーターの追加によりC63 と GLC63 は 4Maticのみで販売されることになりますが、重量の増量は心配する必要はないといいます。
キャビン内では、12.3インチの自立型デジタルクラスター、センターコンソールの大きく傾斜した11.9インチのタッチスクリーン、およびカラーヘッドアップディスプレイなど、予想通りGLC新型と同じレイアウトが見てとれます。ただし、AMGには、よりスポーティなバケットシートのセットと、スエードスタイルのフラットボトム・ステアリングホイールや、カーボンファイバーのアクセントが追加されています。
AMG GLC63次期型のワールドプレミアは、2022年秋以降になるでしょう。