日本導入に期待したいVWグループのお買い得ワゴン、シュコダ「スカーラ」改良型をスクープ

■プラットフォームにはVWグループの「MQB A0」を採用。「ABT」と共同開発した高性能モデルも

チェコを拠点とするシュコダが販売するスタイリッシュワゴン「スカーラ」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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シュコダ スカーラ 改良型 プロトタイプ

フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下のシュコダは、単なるロープライス戦略からプレミアム性を高める方向へシフトチェンジ中で、VWグループではコストパフォーマンスの良いモデルへと進化しています。

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シュコダ スカーラ 改良型 プロトタイプ

現行型となる初代スカーラは2018年に発売されており、これが初の大幅改良となります。

アルプスで捉えたプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュ、ヘッドライトとテールライトは露出していますが、現行モデルのプレースホルダーで、今後着手されると思われます。

足回りには、車載システムの正確なキャリブレーションを可能にするセンサーがホイールに取り付けられているようです。キャビン内では、より大きなインフォテインメントユニットとともに、デジタルゲージクラスターを搭載する予定だといいます。

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シュコダ スカーラ 改良型 プロトタイプ

プラットフォームにはVWグループの「MQB A0」を採用。改良型では、シュコダドイツがチューニングメーカー「ABT」と共同開発した「エディションS」もアップデート、最高出力190ps・最大トルク214Nmを発揮しますが、改良型ではアップデートが予想されています。

スカーラ改良型のワールドプレミアは2022年終わり、あるいは2023年初頭とみられます。高いクオリティを持つことからも、日本に正式導入されれば、VWグループの輸入車としてお買い得ワゴンの1台となるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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