■プラットフォームにはVWグループの「MQB A0」を採用。「ABT」と共同開発した高性能モデルも
チェコを拠点とするシュコダが販売するスタイリッシュワゴン「スカーラ」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下のシュコダは、単なるロープライス戦略からプレミアム性を高める方向へシフトチェンジ中で、VWグループではコストパフォーマンスの良いモデルへと進化しています。
現行型となる初代スカーラは2018年に発売されており、これが初の大幅改良となります。
アルプスで捉えたプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュ、ヘッドライトとテールライトは露出していますが、現行モデルのプレースホルダーで、今後着手されると思われます。
足回りには、車載システムの正確なキャリブレーションを可能にするセンサーがホイールに取り付けられているようです。キャビン内では、より大きなインフォテインメントユニットとともに、デジタルゲージクラスターを搭載する予定だといいます。
プラットフォームにはVWグループの「MQB A0」を採用。改良型では、シュコダドイツがチューニングメーカー「ABT」と共同開発した「エディションS」もアップデート、最高出力190ps・最大トルク214Nmを発揮しますが、改良型ではアップデートが予想されています。
スカーラ改良型のワールドプレミアは2022年終わり、あるいは2023年初頭とみられます。高いクオリティを持つことからも、日本に正式導入されれば、VWグループの輸入車としてお買い得ワゴンの1台となるはずです。