BMW 5シリーズ次期型のデザインを大予想。新ヘッドライトは3シリーズ風

■LEDテールライトはスリムな7シリーズより力強く

BMWは現在、ミッドサイズセダン「5シリーズ」次期型を開発中ですが、その市販型デザインを大予想しました。

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BMW 5シリーズ 次期型 予想CG

おなじみKOLESA.RUから協力を得たCGは、今まで捉えた最新のスパイショットや最新情報をもとに制作しており、信頼性が高いとみられます。

最新プロトタイプでは初めて市販型ヘッドライトを装着、その新LEDデイタイムランニングライトの一部が露出していましたが、最終的には「3シリーズ」新型に似たようなグラフィックが予想されます。

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BMW 5シリーズ 次期型 予想CG

キドニーグリルは、現行型よりすこし大型化されますが、M3/M4のように巨大化はされないようです。

後部では、7シリーズやi7新型と大きく異なっていることが注目されます。ルーフからリアウィンドウ、そしてトランクリッドへのラインはより滑らかになり、LEDテールライトはスリムな7シリーズより力強いデザインが採用されています。

キャビン内では、ダッシュボード一面に広がるディスプレイを搭載。デジタルインストルメントクラスターとインフォテインメントシステムのスクリーンは、横に長く湾曲した1枚のディスプレイに収められたフルデジタルコクピットとなるでしょう。

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BMW 5シリーズ 次期型 予想CG

次期型では、「CLAR」アーキテクチャを採用し、現在のBMWラインアップの他モデルと同様に、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、およびフルエレクトリックのパワートレインをカバーします。

注目は「M560e」と呼ばれるMパフォーマンスPHEVで、最高出力は565psを発揮。最上級の「M5」は、トリプルモーターを搭載し、システム合計出力は750psにも達します。

また、5シリーズ次期型の注目の一つに「M5ツーリング」の復活が挙げられます。M5ツーリングは、1992年の「E34型」から2007年の「E61型」に設定されていたワゴンです。

E34型では直列6気筒エンジン、E61ではV型10気筒エンジンを搭載、現在はコレクターズアイテムとなり、人気を集めています。

M5ツーリング新型のパワートレインは4.4リットルV型8気筒「S68」ツインターボエンジンを「XM」と共有、デュアル電気モーターと組み合わせたプラグインハイブリッドと予想されています。

5シリーズ次期型のワールドプレミアは、早くても2023年終わり、遅れれば2024年前半となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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