新型フェアレディZに試乗した大井貴之は「グリップの限界を探りやすい、分かりやすい、収めやすいビックリな足の良さに、コレ好き♪」

■大井貴之がついに乗った、話題の日産・新型フェアレディZに言いたい放題

フェアレディZ×大井貴之
フェアレディZ×大井貴之

かつて、フェアレディZでレースに参戦、シリーズチャンプも獲得したことがあるという、レーシングYouTubeR・大井貴之さんのYouTubeチャンネル『クルマで遊ぼう! 大井貴之のSports Driving Labo. 』から、ウワサの日産・新型フェアレディZ試乗&言いたい放題を公開です。

フェアレディZ×大井貴之
「ケロロ軍曹?」「マックのおまけ?」、顔の好き嫌いは分かれるか?

「ケロロ軍曹?」「マックのおまけ?」などと言われ、好みが分かれそうな顔をしている新型フェアレディZ。ですが、乗って、走った瞬間に「印象良いよ♪」と大井さんの一言。早速、動画をチェックしましょう。(クリッカー・永光 やすの)

●好きだわ~コレ♪ 500万円台から買えるのもステキ

フェアレディZ×大井貴之
試乗インプレッションは、レーシングYouTubeR・大井貴之さん。最近「肉ダイエット」してちょっとスッキリ?

試乗ステージは、北海道の日産自動車・陸別テストコース。アウトバーンっぽく作られた高速周回路と、そしてその内側にあるニュルブルクリンク・オールドコースっぽさを含めたドイツのカントリーロードっぽい感じのワインディングで早速試乗です。

フェアレディZ×大井貴之
エンジンはVR30DDTT。 DOHC V6ツインターボで405ps/475N・mのパワー&トルク

試乗グレードは、まずはベースの6MT。240台限定のProto Spec(プロトスペック)の9AT。Version Sの6MT。

いろいろなドライビング法でテストする大井さん。「音が良いんだよ、サウンドが」と言っています。そのサウンド、実は…。

フェアレディZ×大井貴之
BOSEから出ているサウンドだったとは…まったく違和感ないので騙された~

「MTは静かで、ATはドスの効いたエキゾーストノート。これは、マフラーが違うのではなくて、Version T、ST、Proto Specに標準装備の BOSEのサウンドシステムから音が足されていたということです。この音の感じがね、本当にリアルというか、作られたっぽくない音。さすがBOSE! さすが日産! というか、騙されました。とってもいい音です」(大井)。

●メーター表示はニジュウマル、シートは…ウ~ン

フェアレディZ×大井貴之
メーター表示、これがいいのです
フェアレディZ×大井貴之
この3連メーターがチューニングカーっぽい

目の前の12.3インチカラーディスプレイに表示されるメーターには「数字の入っているメーター、これ大切です」(大井)とお気に入り。センター上部の3連サブメーター(右からブースト計、ターボ回転計、電圧計)は歴代Zを彷彿させ、またチューニングカーの後付けメーターのようです。

フェアレディZ×大井貴之
シートはイマイチ…気になる方は後付けバケットを入れたほうがいいかなぁ

「シートはね、ちょっと…」(大井)という真相は動画をチェックですが、決して悪くはないもののホールド性が今一つだそうで、さらなる高性能バケット式だと「車両価格に影響します」と、日産・フェアレディZ統括責任者・商品企画部 CPS(チーフプロダクトスペシャリストの田村宏志さんに言われたそうです。

●ターボラグも少なく、シフトの感じも足の接地性もイイ

どの回転域からでもアクセルに対する応答性が良く、ドライビングで意地悪くラフに扱っても、足の良さがとっても「イイ♪」という新型フェアレディZ。

フェアレディZ×大井貴之
新型フェアレディZのリヤビュー。外からでも、しなやかな動きをしているというのが見て取れます

「音がふん詰まっていないか、足は固すぎないのか、普段(低~中速域)の乗り味はどうなのか、ブレーキや足のコントロール性は?など、いろいろ心配しながら乗ったけど、これちょっと気に入ったぞ!」(大井)

フェアレディZ×大井貴之
フェアレディZのコクピット

辛口な大井貴之さんが惚れたという新型フェアレディZのすべてのインプレッションは、動画へ!

●モータージャーナリス&Zファイター山田弘樹と言いたい放題も要チェック

フェアレディZ×大井貴之
大井貴之とZファイター山田弘樹で新型フェアレディZ言いたい放題

2本目の動画は、モータージャーナリスト&Zファイター、山田弘樹さんと新型フェアレディZへ言いたい放題。おふたりの想いの相違や共感点、旧型との違いや新型の進化の凄さなどが語られています。こちらの動画も見逃してはいけませんよ!

(インプレッション:大井 貴之/動画:クルマで遊ぼう! 大井貴之のSports Driving Labo./文:永光 やすの

フェアレディZ×大井貴之
新型フェアレディZの主なスペック

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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