カワサキ「ニンジャ1000SX」。大型スポーツツアラーに精悍な赤黒のニューカラーが登場

■新排ガス規制対応でマイナーチェンジ

カワサキは、スポーティなライディングフィールとツーリングでの快適性を両立した大型スポーツツアラー「ニンジャ1000SX」をマイナーチェンジし、2022年7月15日(金)に発売することを発表。

カワサキのニンジャ1000SXにニューカラー登場
新色メタリックマットソブリンレッド×メタリックディアブロブラックシア用モデルの右サイドビュー

新型は、令和2年排出ガス規制へ適合させると共に、より精悍なイメージを醸し出す赤黒のニューカラーを設定しています。

●スポーティなスタイルとツーリングに最適な機能を両立

ニンジャ1000SXは、1043cc・並列4気筒エンジンを搭載するスポーツツアラーです。

外観は、スーパースポーツスタイルのフルフェアリングデザイン、片側1本出しマフラーなどを採用。全灯にLEDを身に纏うなどで、スポーティかつダイナミックなスタイリングを演出しています。

カワサキのニンジャ1000SXにニューカラー登場
別売りのパニアケース装着車

また、ツーリングでの高い積載性を誇るパニアケース(別売り)は、車体と一体感のあるデザインを実現。簡単に脱着できる利便性の良さも兼ね備えます。

さらに、クラッチ操作なしでシフトチェンジを可能にする「KQS(カワサキクイックシフター)」、設定したスピードでの巡航を可能にする「エレクトロニッククルーズコントロール」など、先進の電子制御システムも装備します。

加えて、「KTRC(カワサキトラクションコントロール)」や「パワーモード」と連携する包括的なモードセレクト機能「インテグレーテッドライディングモード」も採用。ライディング条件などに応じて、トラクションコントロールおよび出力特性の設定を「スポーツ」「ロード」「レイン」の3種類から選択できるほか、好みの設定が記憶可能な「ライダーモード」も備えます。

カワサキのニンジャ1000SXにニューカラー登場
ツーリングでの高い利便性なども魅力

ほかにも、最適化されたシート形状、角度調節が可能なウインドシールド、標準装備されたグリップヒーターやETC2.0車載器キット、ヘルメットロックにより、高い快適性も確保。

インストゥルメントパネルには、スマートフォン接続機能を備えた4.3インチフルデジタルTFTカラー液晶スクリーンを採用し、ライダーの幅広いニーズに応えます。

●新排ガス規制に対応しつつ高パワーを維持

その新型では、前述の通り、エンジンを令和2年排出ガス規制へ適合させつつも、最高出力141ps/10,000rpmという高出力はそのまま。

カワサキのニンジャ1000SXにニューカラー登場
エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック(継続色)

ボディカラーには、新色の「メタリックマットソブリンレッド×メタリックディアブロブラック」を採用したほか、従来からの「エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック」も継続し、計2色で展開します。

なお、価格(税込)は、159万5000円。1ヵ月目点検に加え、3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)を無償で受けられる「カワサキケアモデル」対象車種となっています。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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