■その名は「ドラゴン」。最高速度321km/h、0-100km/h加速はわずか1.9秒
シリコンバレーを拠点とる振興EVメーカーの「Drako Motors」(ドラコモータース)は、新型クロスオーバーSUVを予告、そのティザーイメージを初公開しました。
ドラコは2019年、4基の電気モーターを搭載、最高出力1,200psを発揮するハイパーカー「ドラコGTE」を発表、第2のテスラとして注目を集めています。
そのドラコが新型のハイパワースーパーSUVを計画しています。ティザーイメージからは、「ドラコGTE」からインスピレーションを得たヘッドライト、フードデザイン、フロントバンパーの一部が見てとれます。
最も特徴的なのはガルウィングドアで、大量のカーボンファイバーが採用されているといいます。
市販型では、同社の「Drako DriveOS」アーキテクチャに乗り、DriveOSクワッドモーターを搭載、3段階のサスペンションを持ち、4モーターのセットアップからは最高出力2,000psを叩き出します。
最高速度は321km/h、0-100km/h加速はわずか1.9秒とテスラ「モデルS Plaid」と同等の動力パフォーマンスを誇ります。
インテリアの画像は未公開ですが、ドラコはキャビンを上質なレザーで仕上げると言い、 「EVパワートレインによって可能になるパッケージとデザインの自由を利用する」ことで、最大5人まで乗車可能だといいます。
同社によれば、ドラゴンSUVは「今年後半に自動車の世界を征服する」と語り、間もなく予約が開始されるようです。ランボルギーニウルス、ベントレーベンテイガ、そのほかの高価なパフォーマンスSUVを凌駕することができるのか、要注目でしょう。