トーヨータイヤ「PROXES TR1」は街乗りからスポーツドライビングまで楽しめるスポーティタイヤ

■スポーツドライビングにピッタリ。非対称パターンもインパクト大

●待望の国内リリースが開始

TOYO TIRES PREXES TR1
トーヨータイヤPROXES TR1

トーヨータイヤから国内向けにPROXES TR1が登場しました。普段の街乗りからスポーツドライビングまで気軽に楽しめ、見た目もアグレッシブ。D1ドライバー川畑真人選手のインプレッションも交えて、その魅力をお伝えしましょう。

●エントリーモデル的な存在。GR純正サイズも多数

トーヨータイヤのPROXES TR1(プロクセス・ティーアールワン)。そのコンセプトはドライバーの要求に応える確かなハンドリング性能と独創的なデザインを兼ね備えたスポーティタイヤ。欧州などの海外で先行販売され、日本でも本格的に供給が始まりました。

TOYO TIRES PREXES TR1
向かって左がOUTSIDE、右がINSIDEとなる、左右非対称パターンが特徴

縦横斜めに刻まれた、左右非対称のトレッドパターンがいかにも特徴的。一見サーキット向きのタイヤに映りますが、性格は異なります。街乗りやワインディング、そして、スポーツドライビングを楽しむ用途に作られた、エントリーモデル的な位置づけです。

TOYO TIRES PREXES TR1
クルマのコントロールを凄く楽しめる。その気になってスポーツドライビングができます

開発には、同社の誇る最新材料設計基盤技術とタイヤ設計基盤技術が駆使されました。トレッドパターンは機能だけでなく、自己主張を貫いたデザインでもあります。従来モデルのPROXES T1Rより、操縦安定性やウエットでのハンドリング性能を向上させています。

サイズ展開は充実しており、GRのスポーツ車種にも対応します。純正サイズはGR86の215/45R17と215/40R18、86(ZN6)の215/45R17、GRヤリス・同RSの225/40R18、同RC205/45R17、GRコペンの165/50R16があります。

サイズアップするなら、86系に225/40R18、GRヤリス系には255/35R18がラインナップされています。

●街乗りからスポーツ走行までオールマイティに楽しめる

TOYO TIRES PREXES TR1
Team TOYO TIRES DRIFT 川畑真人選手。2022年シーズンはGRスープラをGR86へとスイッチ。4月23-24日のD1グランプリシリーズ第1戦2022 FUJI
DRIFTでは追走で優勝に輝きました

川畑真人選手に、そんなPROXES TR1で走った感想を聞いてみました。練習用の86(ZN6)が装着するサイズはフロント225/45R17、リア225/40R18。ワイドボディ&ワイドトレッドです。

「ドリフトにしてもサーキットのスポーツ走行にしても、グリップの印象は凄くマイルドな味つけです。強過ぎない適度なグリップだから、凄くクルマをコントロールしている感じが味わえます。だからといってピーキーな滑り方もしない。ブレーキについても、ドライでもウェットでもグリップ性能は十分なレベルを発揮してくれます」

TOYO TIRES PREXES TR1
川畑選手が練習に使うZN6。排気量を2.1L化したFA20 エンジンにボルトオンターボで最高出力460 ㎰。最新のPROXES TR1で路面を蹴りまくり、縦横無尽にコースを疾走します

「タイヤの摩耗も少ないほうです。走行会などで現地に走りに行って、また帰ってきて街乗りをする。そういう使い方を想定する人にぴったりでしょう。PROXES TR1ならオールマイティにカバーできると思います」

「それに、トレッドパターンのデザインがカッコイイ。ドリフト走行やスポーツ走行で、まさにその気にさせるタイヤじゃないですか!」

わかりやすく、そして力強く川畑真人選手はコメント。PROXESシリーズの性能を実戦で知るだけに、とても説得力があります。

馴染みやすい操縦性のキャラクターでありながら、トレッドパターンが存在感を主張。それがPROXES TR1の強い個性なのです。

●PROXES TR1(プロクセス・ティーアールワン)とは?

PROXESシリーズの中での位置づけはスポーティタイヤ。街乗りやワインディング、スポーツドライビングに応える性能が備わっています。トレッドパターンはタイヤの性能だけでなく、ドレスアップにも効くデザイン。サイズはGR86 の17インチ&18インチ、86の17インチ、GRヤリス、GRコペンなどの純正サイズがラインナップ。もちろんサイズアップ用もあります。

TOYO TIRES PREXES TR1
街乗りやワインディング、スポーツドライビングまでをカバーするエントリーモデル的な位置づけ

非対称のパターンは向かって左がOUTSIDE。右がINSIDE。コンパウンドは最新的なナノバランステクノロジー。高剛性のブロックと内部構造が、操縦安定性、応答性、耐久性を向上させました。大きく刻まれた各グルーブは排水に機能し、ウエットでの性能をより高めながら存在感ある「タイヤの顔」も主張しています

(clicccar編集部)

【関連リンク】

・TOYO TIRES PROXES TR1
https://www.toyotires.jp/product/pxTR1/

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