APOLLO 
■自然吸気4.0リットル水平対向6気筒ユニット搭載の噂
ポルシェは現在、主力スポーツカー「911カレラ/カブリオレ」992世代の改良新型を開発中ですが、最新プロトタイプを捉えるとともに、そのコクピットをカメラが初めて捉えました。
内部では、現在のアナログメーターパネルをフルデジタル化していることが見てとれます。センターコンソールのレイアウトにほぼ変化はなく、インフォテインメントディスプレイは同じサイズに見えますが、今後着手される可能性もあるでしょう。
エクステリアでは、フロントバンパーエアインテークに、必要に応じて開閉する垂直スラットを備えたアクティブシャッターインテークを装備。外側の角にあるランプは、開発モデル専用であり、製品版用のものではなく、その下には新設計されたLEDデイタイムランニングライトとターンシグナルが隠されているはずです。
カブリオレ開発車両の側面では、助手席Aピラーの上部にセンサーがあり、ワイヤーがフロントストレージエリアに通っています。またクーペの足回りでは、ホイールにセンサーを装着、車両ダイナミクスのテストと道路荷重データを測定していると思われます。
クーペとカブリオレ両プロトタイプとも後部は完全にカバーで覆われており、ディテールは不明です。しかし、バンパー中央にデュアルエキゾーストパイプがあり、「911 GT3」にも搭載されている自然吸気4.0リットル水平方向6気筒ユニットが噂されています。さらにハイブリッドモデルもラインアップが確実となっています。
911カレラ、及び911カブリオレ改良新型のワールドプレミアは、2022年後半と予想されます。
