BMW高性能クーペSUVに新ネーム。530馬力の「M60i」プロトタイプをスクープ

■4.4リットルV型8気筒に、新しいマイルドハイブリッド技術を搭載

BMWは現在、ミッドクラス・クロスオーバークーペSUV「X6」ラインアップの改良型を開発中ですが、その高性能モデル「X6M60i」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW X6 M60i 市販型プロトタイプ

X6M60iは、ラインアップ頂点に君臨する「X6M」の真下に配置され、「X6M50i」後継モデルとして誕生します。

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BMW X6 M60i 市販型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、スリムなヘッドレストを隠し、内部に新グラフィックのLEDデイタイムランニングライトを備えているはずです。

フロントバンパーには「J」字型エアカーテンを備えるなど、これまで目撃されているLCI(改良型)プロトタイプと似ています。

しかし、フロントには大型のレッドブレーキキャリパーを装備、後部ではクワッドエキゾーストパイプをインストールするなど「M Performance」モデルであることを示しています。また、リアバンパーの形状も進化しているほか、今後はLEDテールライトもアップグレードされる可能性が高いようです。

キャビン内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのインフォテインメントシステムで構成される新しいカーブドディスプレイを採用、新スクリーンに加えてミニマリストのギアシフターも装備します。

注目のパワートレインは、4.4リットルV型8気筒「S68」エンジンに、新しいマイルドハイブリッド技術を搭載。効率の面で改善をもたらすとともに、最高出力530psを発揮、8速ステップトロニックスポーツギアボックスに接続されます。

BMWは2022年終わりまでに、X6ベースモデル、Mパフォーマンス、Mなど、すべての改良型をデビューさせる計画を持っています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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