■ピラーを取り外し、滑らかなAピラーと分厚いCピラーを配置
BMWは先日、高性能2ドアクーペ「M4」に軽量仕様の「CSL」を設定。セダンの「M3」には初のツーリングが公開を控えるなど、「M」の周辺が賑わっている中、「M4 シューティングブレーク」を予想してみました。
CGを提供してくれたのはデザイナーのSugar Designです。ベースとなるM4をクーペと同じ洗練されたデザインを維持しながら、より実用性が高められています。
フロントエンドは、巨大キドニーグリル、アグレッシブな形状のフード、メッシュのエアインテークなどM4とほぼ同じデザインを採用。しかしルーフラインが延長され、リアサイドウィンドウが大きくなっていることがわかります。
またBピラーを取り外し、滑らかなAピラーと分厚いCピラーを配置、CピラーにはBMW「M」50周年の記念バッジが付けられています。さらにリアウィンドウ、ルーフマウントリップスポイラー、テールゲートはすべて新設計されているようです。
パワートレインは最高出力480psを発揮する3.0リットル直列6気筒「S58」ガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは8速オートマチックのみが予想されます。
市販化される確率ですが、M3ツーリングを発売するまでどれほどの時間がかかったかを考慮すれば、M4の派生ワゴンがすぐに誕生する可能性は低いです。しかし、オシャレ度の高いシューティングブレークは、M3ツーリングとはまた一味も二味も違う魅力を提供してくれるはずです。