■4.0リットルV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを電化し700ps超えか
ランボルギーニは現在、クロスオーバーSUV「ウルス」改良型を開発中ですが、その最新プロトタイプを鮮明にカメラが捉えました。
現行型となる初代ウルスは2018年に発売、2020年には新設計されたキーフォブ、平行および垂直パーキングモードをサポートする新パーキングアシスト、合計730Wの定格17スピーカーで構成されるオプションの「Sensonum」オーディオセットを備える改良モデルを導入しましたが、ライバルとなるフェラーリが今年後半、クロスオーバー「プロサングエ」を投入するにあたり、さらなる大幅改良が行われます。
白昼捉えたプロトタイプは、ディテールまで鮮明にわかります。フロントエンドでは、グリルに新しい水平基調の要素を導入してシンプルに、また新設計の縦型エアインテークを備えるほか、Aピラーからつながるボンネットフードに角度のついたスリムなエアベントが配置されています。
ヘッドライト内部のグラフィックは今後リフレッシュされる可能性もあると思われます。
側面では、よりワイドなフェンダー、小さなエアベント、刷新されたサイドスカートが見てとれるほか、後部では新しいエキゾーストシステムやバンパー、新設計されたエアベントを装備しています。
新たなライバルとなるフェラーリ「プロサングエ」はV型12気筒エンジンを搭載することが濃厚となっていますが、ウルスは4.0リットルV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は650ps、最大トルク850Nmを発揮します。
一方EVOでは、電動化計画の一環として、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載していると噂されており、アストンマーティンSUV『DBX 707』の707psを超えてくる可能性もありそうです。
ウルス改良型「EVO」のデビューは、8月21日に開催予定の「ペブルビーチ コンクール・デレガンス2022」と予想されています。