あれっ給油口どっちだっけ? スタンドで慌てない方法とは【セルフ給油の基礎知識・2022年版】

■燃料計には給油口のある側を示す矢印や三角形がある

●ガソリンスタンドに入って「あれ、どっちだっけ?」

給油口どっちだっけ
給油口が左右どっちにあるかって分からなくなりますよね

フルサービス型のガソリンスタンドでは給油機のどちらにクルマを停めればいいのかスタッフが誘導してくれます。これは瞬時に給油口の位置を確認しているからこそのワザです。

しかし、セルフ給油スタンドではドライバー自身が給油口の位置を把握して、給油機の近くに停めなければなりません。愛車であれば左右どちらにあるのか覚えておけますが、レンタカーなど借り物のときは困ってしまいます。

そんなとき誰でも明確に給油口の位置を把握できるよう工夫されているのを知っているでしょうか。

●給油口の位置が統一されていない理由は諸説あり

給油口どっちだっけ
給油口の位置はクルマのパッケージングに左右されるようです

そもそも給油口の位置が左右で統一されていないからわかりづらくなっているのですが、その理由については諸説あります。給油時に燃料をこぼしたときに危なくないよう、マフラー(排気口)の反対側につけるのが基本という意見もありますが、事実ではないようです。

最近では左右出しのデュアルテールも珍しくなく、その理由でいけば給油口は中央に置かなくてはなりません。たしかに、かつてのフォードマスタングは給油口がテール中央に置かれていた時代もありました。また、リアエンジンのポルシェ911などはフロントフェンダーに給油口があったりします。つまり、クルマのパッケージによって給油口の位置は変わってきてしまうのです。

そうした事情もあって、昔からガソリンスタンドの給油機(正確には計量機といいます)は左右どちらに給油口があっても対応できるようデザインされてきました。セルフスタンドでは停車位置を挟むように給油機を置くことで対応しているケースが多いようです。

●メーターを見れば給油口の位置は一目瞭然

給油口どっちだっけ
燃料計マークの右にある三角形の向きで給油口が左右どちらにあるか分かります

給油口の位置がわからないときは左右どちらでも対応できるような場所に停めてから給油口のリッドを確認してもいいのですが、じつは運転中でも給油口の位置が左右どちらなのかは、ひと目でわかるようになっています。

ポイントは燃料計の中にあります。燃料計アイコンの近くに矢印や三角形が見えるはずです。左右どちらかを指しているはずですが、その方向に給油口があります。メーターを見れば一目瞭然なのです。

なお給油口リッドを開けるときですが、室内のレバーを操作するタイプもあれば、キーロックに連動してロックが解除されリッドを一度押し込むと開くタイプもあります。初めてのクルマのときには、こうした開け方の違いも把握しておきたいものです。

(文:山本晋也)

※この記事は2022年5月31日に再編集しました。

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この記事の著者

山本晋也

山本晋也 近影
日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。