■Cクラスのデザインからインスピレーション
メルセデス・ベンツは現在、主力クロスオーバーSUV「GLC」次期型を開発していますが、ワールドプレミアを6月1日に行うことを発表するとともに、ティザーイメージを公開しました。
公開された画像では、新設計されたグラフィックを持つスリムなテールライトを装備、Cクラスのデザインからインスピレーションを得ている様子がうかがえます。これは2台がプラットフォームを共有しているため、驚くべきことではないでしょう。
新型では、全長は4.72m(185.8インチ)に延長され、ホイールベースは15mm(0.6インチ)拡大されます。その増加分により50Lのラゲッジスペースを確保し、トータルで600Lに達するといいます。
キャビン内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、傾斜したセンターコンソール上の縦型11.9インチのインフォテインメントタッチスクリーンなど、Cクラスと同様のデジタルコックピットを採用。最新のMBUXソフトウェアを統合し、360度カメラなど多くのテクノロジーが搭載されると見られます。
パワートレインもCクラスから流用、1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン+マイルドハイブリッド、2.0リットル直列4気筒ディーゼル+マイルドハイブリッドなどのラインアップが予想されています。
GLC次期型のワールドプレミアは6月1日ですが、米国仕様は後日の公開となるほか、欧州発売は9月と思われます。