■最大617psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載
BMWは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV「X5」に設定されるハードコア「X5M」改良型を開発していますが、その最終デザインをプレビューしました。
KOLESA.RUから提供された予想CGは、プロトタイプではまだ見られない、新設計LEDデイタイムランニングライトを備えるスリムなヘッドライト、グリル、メッシュパターンの大型コーナーエアインテーク、追加の吸気口などが描かれています。
また後部では3D効果を高めるため中央にくぼみを持たせたLEDテールライト、ディフューザーに隣接するM専用クワッドエキゾーストパイプなどを装備。以前ミュンヘン郊外で捉えたプロトタイプに基づいたデザインを忠実に描いており、現実味が高いといえます。
内部では、BMW最新の「iDrive8」インフォテインメントシステムが搭載されると予想され、ダッシュボードは改良された8シリーズと同じく、より大型のディスプレイを備えたデュアルスクリーンセットアップが配置されるでしょう。
ボンネットの下には、最高出力608psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、コンペティションバージョンでは最大617psを発揮します。引き続き8速ATが組み合わされ、アクティブMディファレンシャルを備える「M xDrive」全輪駆動システムに動力が送られます。
X5M改良型のワールドプレミアは2022年後半、これが最後の非ハイブリッドX5Mとなることが濃厚です。