300車種以上に対応する9V型フローティングモデルなど、ケンウッド「彩速ナビ」最上位シリーズの2022年モデルが登場

■別売のリヤモニターやドライブレコーダー連携機能などを搭載

JVCケンウッドは、「ケンウッド」ブランドから美しさと速さを特徴とするAVナビゲーションシステム「彩速ナビ」を展開しています。最上位シリーズ「TYPE M」の2022年モデルが、6月中旬に発売されます。

9V型フローティングの「MDV-M909HDF」、9V型インダッシュの「MDV-M909HDL」、7V型200mmワイドの「MDV-M809HDW」、7V型180mmの「MDV-M809HD」の4モデル展開となっています。

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「彩速ナビ」の最上位シリーズ「TYPE M」の2022年モデルが登場

いずれも高精細HDパネルを搭載し、ハイレゾ音源再生に対応するのが特徴で、新機能としてワイヤレスミラーリングに対応し、スマホのハイビジョン映像をWi-Fi接続により大画面で楽しめます。

さらに、デジタルルームミラー型ドライブレコーダーの「ミラレコ」シリーズの「DRV-EMN5700」、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」との連携が可能になっています。また、地図アイコンをより直感的で、分かりやすいデザインに刷新され、操作性、視認性が向上しました。

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9V型フローティングの「MDV-M909HDF」

9V型フローティングの「MDV-M909HDF」は、同社独自のフローティング機構が採用されていて、従来の7インチ開口の2DIN(幅180mm)サイズに、大画面9V型モデルの装着が可能になっています。対応車種は300車種以上を誇ります。

フローティング式で気になるのが振動面ですが、独自の機構技術により走行時の振動によるディスプレイの不快なブレを大幅に低減。ほかにも、直観的で操作しやすいフラットな静電タッチキーが採用され、フルフラットでスマートなフローティングスタイルを達成しています。

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9V型インダッシュの「MDV-M909HDL」

9V型インダッシュの「MDV-M909HDL」は、車種別専用取り付けキットを使用することで、さまざまな車種に幅広く取り付けが可能。装着時の違和感がない仕上がりを享受できます。

9V型の両モデルは、ナビと同社製10.1V型HD液晶リヤモニター「LZ-1000HD」(別売)をHDMI接続することで、ナビで再生中のHD映像コンテンツが視聴できます。接続にはHDMIケーブル「KNA-22HC」(別売)が必要になります。

さらに、ナビと「LZ-1000HD」をHDMI接続し、ナビに表示中のHD描画の地図画面を後部座席で見ることができるモニターミラーリング機能も搭載されています。

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7V型200mmワイドの「MDV-M809HDW」

前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」(同時発表、別売)をHD-TVI接続すると、ドライブレコーダーの映像をリヤシートでも確認できます。また、7V型200mmワイドモデルの「MDV-M809HDW」は、200mmコンソールに対応、画面右側に各種操作キーを備え、シンプルさと使いやすさの両立が図られています。

そのほか、4モデル共通の機能として、多彩なサラウンド調整機能や高精度で使いやすい地図画面、自慢の高速レスポンスと高精細、広視野角のHDパネルが搭載されていて、美しさ、速さも享受できます。

●価格:オープン

●市場推定価格
9V型フローティング「MDV-M909HDF」:16万3000円前後
9V型インダッシュ「MDV-M909HDL」:15万2000円前後
7V型200mmワイド「MDV-M809HDW」:10万5000円前後
7V型180mm「MDV-M809HD」:10万5000円前後

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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