■設計を根本的に見直し、ゼロから開発
ジープブランドの本格クロスカントリーモデル、「ラングラー」次世代型を大予想しました。
初代ラングラーは1987年にデビュー、現行型となる第4世代は2018年に登場しており、ラングラーのモデルサイクルを考慮すると、2020年代終わりには第5世代が登場します。
CGを提供してくれたのは、デザイナーのArjun Kurunji氏です。
2030年以降もラングラーを販売し続ける場合、間違いなくフルエレクトリックパワートレインのみ提供されることが濃厚です。これにより、ジープはその設計を根本的に見直し、ゼロから開発することになります。
同氏の描いた夢のラングラーは2ドアをベースとし、LEDライトバー、ウインチ、真っ赤な牽引フックを備えたフロントエンドを持っています。またルーフは完全にフラットで、前世代で見られるようにはっきりとしたホイールアーチを備えており、非常に未来的かつ大胆なデザインと言えます。
未来的ジープのキャビンはガラスで、直立したフロントガラス、湾曲したエッジ、タイトなサイドウィンドウにより際立っています。ルーフにはLEDドライビングライトが装備されているほか、小さなルーフラックと大型のサンルーフが見てとれます。
後部もフロントエンド同様に大胆なデザインを採用、LEDライト、スキッドプレート、牽引フック、フレアアーチが確認できます。側面にはサイドステップ、足回りでは5本スポークのシルバーとブラックのホイール、頑丈なオフロードタイヤが目を引きます。
ラングラーの長期的展望は不明ですが、オールエレクトリックバージョンが開発中なことは濃厚で、2024年モデルとして登場することが期待されています。