BMW M4の過激モデル「CSL」の正式デビュー前に詳細画像を一挙公開

■コクピットには「iDrive8」や大型ディスプレイがないことにも注目

BMWは現在、高性能2ドアクーペ「M4」に設定するスパルタンモデル「M4 CSL」を開発中ですが、その最新プロトタイプを捉えるとともに、そのキャビン内を鮮明に撮影することに成功しました。

BMW M4 CSL_004
BMW M4 CSL 市販型プロトタイプ

その車内には、「M」と「CSL」のブランドがはっきりとわかるカーボンファイバー、それに囲まれたセンターコンソールのオートマチックスティックが装備されています。またCSL専用のスポーツバケットシートが確認できるほか、後部にはシートがないことがわかります。

コクピットには「iDrive8」や大型ディスプレイがないことにも注目です。

BMW M4 CSL_006
BMW M4 CSL 市販型プロトタイプ

エクステリアでは、アグレッシブな吸気口を備えるフロントバンパー、カーボンファイバーリップスポイラーを装備、その側面には赤いCSLロゴも見てとれます。

足回りでは、フロントに275/35-19、リアに285/30-20のミシュランカップ2タイヤを装着、ホイールのセンターキャップに「50Jahre BMW M」ロゴが配置されています。

BMW M4 CSL_009
BMW M4 CSL 市販型プロトタイプ

予想されるパワートレインは、3.0リットル直列6気筒エンジン。「M4コンペティション」では最高出力503ps・最大トルク650Nmを発揮しますが、M4 CSLでは550psと予想され、オートマチックトランスミッションが組み合わされます。

しかしもっとも重要なのが、M4 CSLがベースモデルM4より大幅に軽量化されることです。

後輪駆動によるボディワークの軽量化と後部座席の削除により、220ポンド(100kg)以上の軽量化が実現すると思われ、この軽量化とハイスペックにより、並外れたパフォーマンスが期待できるでしょう。

M4 CSLのデビューは、5月20に決定しています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる