APOLLO 
■スライディングユニットではなく、従来のヒンジ付き後部ドアを採用
エレクトリックモデルとして復活したワーゲンバス、フォルクスワーゲン（VW）「ID.Buzz」に派生ピックアップトラックが設定される可能性があることがわかりました。
VWグループデザイン責任者であるMr. Klaus Zyciora（クラウス・ジシオラ氏）は、「World Design Day」を祝い、自身の公式インスタグラムにて、ID.BuzzのピックアップトラックバージョンのレンダリングCGを投稿しました。
公開されたCGを見ると、フロントエンドはベースモデルとほぼ同じ様子がうかがえますが、側面では、スライディングユニットではなく、従来のヒンジ付き後部ドアが確認できるほか、ホイールも専用デザインとなっています。
後部スペースがカーゴベッドに変更され、リアフェンダーには運搬するときの実用性を高めるステップが配置されています。リアにはスリムなLEDアラウンドテールライトが装備されていことも見てとれます。
ID.Buzzには複数のバリエーションを提供予定で、商用車、キャンピングカーが確定しています。また2025年には、自律バージョンを構築、ロボタクシーとして機能すると予想されており、まずドイツのハンブルグで営業を開始、その後北米へと拡大される予定です。
モデルは、ルーフにLIDAR配列、合計6つのLIDARユニット、予備11のレーダーパネルを備えます。また米国には111kWhバッテリーパックを搭載する3列シートのロングバージョンが導入予定となっています。
ID.Buzz派生ピックアップが登場するかどうかですが、VWでは、これまで複数世代のトランスポーターベースのピックアップトラックが開発されているほか、今回はVWデザイナーが製作したこともあり、実現の可能性が高いと思われます。
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