■「911カレラ4」から3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを流用
ポルシェは現在、「911」をベースとするハイライディングモデルを開発中ですが、その最新プロトタイプがニュルブルクリンクに出現しました。
捉えたプロトタイプは、ボディを大きくリフトアップ。フロントバンパー周辺を厳重にカモフラージュしているほか、分厚いフェンダーアーチを装備、ボンネットにはGT3風のスリムなエアベントが確認できます。
後部では、ダックテールスポイラーとは異なり、1980年代、90年代の911ターボに取り付けられていた「ティートレー」タイプと呼ばれるスポイラーが取り付けられているほか、大径のデュアルエキゾーストシステムがインストールされています。
市販型車名に関して、これまで「911サファリ」が有力とされていましたが、先日ポルシェの伝説的ラリードライバー、ヴァルター・ロール氏がインスタグラムでハッシュタグ「#ダカール」と投稿、すぐに削除されたことから、「911ダカール」の車名が与えられる可能性が指摘されています。
パワートレインは「911カレラ4」から3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを流用、最高出力は443ps、最大トルク528Nmを発揮、駆動方式は全輪駆動が濃厚です。
911ダカール/サファリのワールドプレミアは、今後半年以内と予想されます。
(APOLLO)