ポルシェ パナメーラ次期型、スリムな新世代LED採用プロトタイプをスクープ!

■Cピラーデザインを偽装、アハンドルや燃料口も新設計に

ポルシェの4人乗りスポーツカー「パナメーラ」次世代型と思われる最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ パナメーラ 次世代型プロトタイプ

第2世代となる現行「971」型は2016年にデビュー。2020年には大幅改良が実行されたものの、2022年2月現在で発売からすでに6年が経過しています。

昨年は同社初の量産EVサルーン「タイカン」が大ヒット、パナメーラの倍以上を販売するなど、タイカンの成功がパナメーラの運命を左右するかもしれないと噂されていました。

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ポルシェ パナメーラ 次世代型プロトタイプ

約1年ほど前から開発車両が目撃されていましたが、大幅改良を終えたばかりであり、変更点が少ないため販売台数落ち込みによるテコ入れの改良、または「ターボGT」などの追加モデルと思われていました。

しかし、最新プロトタイプのフロントエンドには、親開発のスリムな4点DRLを備えるヘッドライトを装備。Cピラーデザインを完全に隠しています。

側面では、新設計のドアハンドル、四角から円形に変更された燃料口が確認できるほか、後部では、ハッチバックも新設計されている様子がうかがえるなど、大掛かりなカモフラージュが見られることからも、この開発車両が次世代型プロトタイプである可能性が高いことがわかりました。

パワートレインは不明ですが、フルエレクトリック化されることはなく、3.0リットルV型6気筒ターボエンジンをはじめプラグインハイブリッドがラインアップされ、タイカンとの差別化が図られると予想されます。

発売時期ですが、初代は2009年に登場し、2016年に第2世代バトンタッチしています。7年のスパンを考慮すると第3世代は2023年に登場することになります。しかし、最新情報によると次世代型は2025年に登場する可能性がありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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