■5ドアの細いCピラーを排除し、後部ドアを削除、よりスマートな仕上がりに
トヨタは、ホットハッチ『GRカローラ』を発表したばかりですが、コンパクトボディをより美しく見せる3ドアバージョンを大予想しました。
GRカローラは、「GRヤリス」に搭載されている1.6リットル直列3気筒インタークーラーターボエンジンをハイチューン、最高出力はGRヤリスの272psから304psへ高められています。また、トリプルエキゾーストシステムを採用し、排圧低減にも効果を発揮しています。
さらにGRヤリスでも採用されたスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を搭載、最適駆動力配分により、圧倒的スポーツドライブを実現しました。
ボディサイズは全長4,410mm、全幅1,850mm、全高1,480mm、ホイールベース2,640mmで、フロント60mm、リア85mmワイド化しています。
GRヤリスから多くの重要なコンポーネントを流用しているGRカローラですが、ボディサイズに加え、最大の違いはドアの数です。GRヤリスが3ドアハッチなのに対し、GRカローラは5ドアハッチとなっています。もちろん、5ドアレイアウトの方が実用的ですが、やはりホットハッチは3ドアが似合います。
市販型では、2つのグレードを発売。ベースモデルと、よりパフォーマンスに焦点を当てた「サーキットエディション」です。
サーキットエディションは「カーボンファイバールーフ」「フロント&リアのトーションリミテッドスリップデフ」「リアスポイラー」「アルミ製のアグレッシブなフード」などが与えられています。どちらのトリムを選んでも、道路で最高のドライビングハッチバックの1つとなることは間違いありませんが、それゆえに3ドアバージョンのビジュアルを期待してしまいます。
お馴染みX-TomiDesignから入手した予想CGは、5ドアの細いCピラーを排除し、後部ドアを削除、よりスマートに仕上がっており、このまま市販化でも違和感がない出来と言えます。
ひょっとしたら、東京オートサロン2023で見られるかもしれませんね。