■足回りにはレッドブレーキキャリパー、シートベルトも赤でスポーティに
スマートは現在、初のEVクロスオーバーSUV「#1」を開発していますが、市販型プロトタイプを捉えるとともに、カメラがそのキャビン内を激写しました。
捉えたプロトタイプのフロントエンドには、大型のヘッドライト、スキッドプレートを備える垂直サイドエアベント、アクティブグリルシャッターを装備。走行距離を延ばすための空力重視のシルエットにより、抗力係数は0.29cdを達成しています。
側面では特徴的なウィンドウライン、小型カメラが組み込まれたサイドミラー、ポップアップドアハンドル、足回りにはスポーティなレッドブレーキキャリパーも確認できます。
後部ではメルセデス・ベンツのものに似たグラフィックを持つテールライトを装備、LEDストライプで結ばれていると思われます。
全体的にはMINI「クロスオーバー」とメルセデス・ベンツ「GLB」をミックスさせたようなスタイルが確認できます。
キャビン内では、中央にタブレットスタイルのインフォテインメントディスプレイを配置、おそらくコンセプト同様の12.8インチが予想されます。その下には楕円形のレジスター、タイトなシートと赤いシートベルト、3本スポークのステアリングホイールなど、SUVとしてはかなりスポーティな仕様が見てとれます。
市販型では2つのバッテリーオプションが提供されるとみられ、噂によると上位モデルには60kwhのバッテリーパックを搭載、最大430km(267マイル)の航続距離を実現します。
スマート#1のワールドプレミアは、最速で4月7日が予想されています。