「かわいいだけじゃない!」ひさの×スズキ・ワゴンRスマイル【注目モデルでドライブデート!? Vol.118】

■ほのぼのがいい

ひさの×ワゴンRスマイル
今回の“彼女”は、ひさのさん!

「これこそ、ワタシが買うべきクルマなんじゃないかな……!?」

ひさの×ワゴンRスマイル
スズキ・ワゴンRスマイル

それが、スズキの軽自動車「ワゴンRスマイル」を見た彼女の最初の感想だった。

「だって、見た目がかわいいでしょ。それに、車体が小さいしまわりがよく見えるから運転しやすそう」

ひさの×ワゴンRスマイル
取り回しもよさそう

そんな彼女の印象は、このクルマのキャラクターをしっかり捉えたものといってよさそうだ。

ワゴンRスマイルの特徴はふたつ。

ひとつはその名の通り、にこやかな笑顔をしていること。昨今は鋭い目つきの、ちょっと怒りっぽい顔をしているクルマが目立つけれど、丸いヘッドライトを組み合わせたワゴンRスマイルはほのぼのとした感じがいい。

●適度な背の高さ

ひさの×ワゴンRスマイル
後席も広いね

もうひとつの特徴は、ワゴンR史上はじめてスライドドアを組み合わせたこと。

実はいま、軽乗用車の人気はスライドドアに集中している。だから「ワゴンRにもスライドドアを…」というわけなのだ。

ひさの×ワゴンRスマイル
待望のスライドドア

スズキのスライドドア付き軽乗用車といえば「スペーシア」があるけれど、ワゴンRスマイルはスペーシアよりも背が低い。

しかし、これだけの背の高さがあれば室内に狭さなんて感じないし、乗り降りだって「しやすい」といえるレベル。スペーシアの背が「高すぎる」だけであり、日常使いで考えればワゴンRスマイルで十分と思える。

ちなみに、開発当初は「ワゴンR」のファミリーとするかは決まっていなかったのだとか。車名よりも先に「スペーシアより背の低いスライドドア付きがあれば、お客さんに喜んでもらえるのではないか」という企画が原点なのだという。

最終的には「ワゴンRに慣れ親しんだユーザーさんが気軽に乗り換えられるように」という理由で「ワゴンR」のシリーズになったのだという。

●ワゴンR一族のクルマ!?

ひさの×ワゴンRスマイル
運転、できるかな?

ところで、背の高さ以外のプロポーションがどことなく「スペーシアに似ている」気もするけれど…。実は、車体構造の基本はスペーシアと共通で、ウエストラインの位置やドアの開口幅なども一緒とか。つまり姉妹みたいな関係なのかも。

ひさの×ワゴンRスマイル
ワゴンRスマイルのインパネまわり

「みて見て! 中も凝っているから。ハンドルも助手席の前のパネルもアイボリーで明るいの。かわいいだけじゃなくて凝っているね。アクセントのシルバーの入れ方もいいと思う。私も運転できるかな?」

いつも明るくて楽しい彼女だけど、今日の彼女は一段と楽しそうだ。(つづく)

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:ひさの/ヘア&メイク:塩野みのり/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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