■最高出力462hpを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジン搭載
BMWは現在、「3シリーズ ツーリング」最強モデルとなる「M3ツーリング」を開発していますが、忘れてはならないもう一台のパフォーマンスモデル、アルピナ「B3ツーリング」改良型プロトタイプをカメラが捉えました。
捉えたプロトタイプはボディ前後のみをカモフラージュ。開発中のM3ツーリングが巨大キドニーグリルを装備するのに対し、B3では通常サイズのグリルが採用されていることに注目です。また、フロントバンパーとリアバンパーは、通常の3シリーズとは異なるものの、ピュア「M」より攻撃的ではない様子がうかがえます。
側面では、アルピナ専用ホイールを装着、後部ではB3セダン同様にクワッドエキゾーストパイプでエクステリアが完成されるでしょう。
キャビン内は、改良された3シリーズに基づくと予想され、インフォテインメントディスプレイとデジタルゲージクラスターを収納する、「i4」風湾曲ディスプレイを搭載すると見られます。
パワートレインは、B3セダンと同レベルの最高出力462hp、最大トルク700Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。M3コンペティションより41hpパワーは劣りますが、トルクの利点があります。8速オートマチックギアボックスは全輪駆動システムに動力を送り、0-100km/h加速3.9秒、最高速度300km/hの動力パフォーマンスを持つと思われます。
B3ツーリング改良型のワールドプレミアは、2022年内と予想されます。