■ボディラインは308ハッチバック風…「EMP2」プラットフォーム採用
プジョーが開発していると見られる、新型クロスオーバー・クーペSUVのテストミュール、及び市販型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
今回はボディスタイルが異なる2台の開発車両をスクープしましたが、どちらも同じモデルの可能性があるといいます。
まず青いステーションワゴンですが、これは前世代のプジョー「308」のテストミュールのようです。ボディはリフトアップされ、幅の広いトラックを持ち、ドアの隙間やフェンダーがうまくフィットしておらず、SUVテスト車両であることがわかります。
プジョー308最新世代は2021年に発売されたばかりで、ステーションワゴンと5ドアハッチバックが提供されています。噂によると2023年にはフルエレクトリックバージョンを導入予定で、ラインアップの拡大が注目されています。
そんな中、捉えられたのが今回のプロトタイプです。もう一台のカモフラージュされた開発車両は、クルマの間で撮影されており、鮮明ではないものの、クーペSUVスタイルが見てとれます。
そのプロポーションとボディラインは308ハッチバックに似ている様子がうかがえるほか、リアピラーは、3008の直立デザインと異なり傾斜が強いことが確認できます。
現段階でこのプロトタイプの正体は断言できませんが、これまで噂されている新型のクロスオーバー・クーペSUVの可能性が高いです。このモデルは「EMP2」プラットフォームに基づいて開発されると伝えられており、プラグインハイブリッドモデルと予想されています。
同ブランド初のクーペSUVの車名は不明ですが、「4008」が最有力と噂されているほか、「308 SUV」、「408」なども候補に上がっているようです。