■大幅に編集されたプレス写真とは異なる、屋外での雰囲気を確認
フォルクスワーゲン(VW)は先日、「ID.Buzz」市販型をワールドプレミアしたばかりですが、ホワイトカラーのプロトタイプをカメラが捉えました。
ID.BUZZは、そのルックスからTシリーズの前身である『タイプ2』(通称:ワーゲンバス)の再来と伝えられており、2017年にコンセプトカーが公開されて以来、4年の歳月を経ていよいよ発売となります。
スウェーデン北部で捉えたプロトタイプは、まったくカモフラージュなしでキャッチされました。
すでにワールドプレミアされているものの、公開された画像は室内で撮影、大幅に編集されたプレス写真だけで、今回は屋外でどのように見えるか確認できるとともに、まだプレス写真では見られないホワイトカラーにも注目です。
このカラーは「キャンディホワイト」と呼ばれ、正式発表されたツートンカラーの塗装とはかなりイメージが異なります。
市販型では、4つのツートンカラーに加え、7つの単色オプションが予定されています。
欧州市場では、乗用車バージョンと商用車のカーゴバージョンを提供。それぞれがVWグループのEV用「MEB」プラットフォームの基盤に載ります。
電気モーターはリアアスクルに搭載、682kWhのバッテリーパックを積み、最高出力201hp・最大トルク310Nm、最高速度は145km/h(電子制御)となっています。また今後は111kwhバッテリーを積み、より強力なデュアルモーターを搭載する全輪駆動モデルの登場も噂されており、最高出力は365hpと予想されています。