■フェンダーのカモフラージュが剥がされ開発は終盤に
メルセデス・ベンツが開発中のAMG「G500/G550 4×4スクエアード」後継モデル、最新プロトタイプをカメラが捉えました。
同モデルは2016年に「Gクラス」のフラッグシップとして登場。六輪駆動車「G63 AMG 6×6」の足回りなどを継承し、巨大な22インチホイールを装着、ポータルアスクルとリフトアップした車高を備え、地上高は224mm高い460mmという圧巻のボディが大きな特徴です。
さらにトラックを11.7インチワイドにすることにより安定性を向上させています。
厳冬のスカンジナビアでキャッチしたプロトタイプは、フェンダーのカモフラージュが剥がされ、ルーフラック上部、グリルと後部スペアタイヤの偽装のみとなっています。
グリル部分には3本の水平バーを装備、ヘッドライト周辺はボディカラーと同色ではなく、ブラック仕上げが予想されます。
またフロントガラス上部のカバーの下には、LEDライトバーが隠されていると思われるほか、フロントバンパーの下にはスキッドプレートが装備されます。
通常のGクラスと比較してフェンダーのフレアは広く、リフトアップされているように見えるのも特徴です。足回りでは、フロントアルミニウム製ウィッシュボーンとオフローダー用の巨大ブレーキ&レッドキャリパーが確認できます。
パワートレインは、AMG製4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンが予想され、最高出力は前世代の416psをはるかに超える585ps、最大トルク849Nmが期待できそうです。
AMGブランドから発売される予定の後継モデルは、価格の上昇も予想されています。第1世代の3510万円(日本での販売価格)を大きく超え、4000万円クラスになるとも伝えられており、「Gクラス」最高峰のモデルとして君臨するでしょう。
AMG「G500/G550 4×4スクエアード」新型モデルのワールドプレミアは、2022年内と予想されています。