アルピナ最大のSUV「XB7」改良型、アグレッシブなボディキットで武装!

■BMWの高性能「X7 M50i」をベースとして開発

BMWの公式チューナー「アルピナ」は、現在パフォーマンス・クロスオーバーSUV「XB7」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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アルピナXB7 改良型プロトタイプ

XB7は、BMWの高性能「X7 M50i」をベースとして開発が進められています。

キャッチしたプロトタイプは、これまででカモフラージュが最も軽く、隠されていたフロントバンパー部分が初めて露出、ブレーキ冷却用の2つのスリット、ワイドエアインテーク、バンパーエクステンションが確認できるなど、量産へ準備が整ってきた様子がうかがえます。

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アルピナXB7 改良型プロトタイプ

またBMW「7シリーズ」や「X7」改良型で、すでに物議を醸し出しているスプリットヘッドライト(クワッドヘッドライト)を装備、LEDデイタイムランニングライトとターンシグナルランプを上部に、メインヘッドライトとハイビームを下部に配置し、上部LEDはボンネットフードに接する場所にインストールされます。

後部では、新設計されたテールライトの一部や、再配置されたリフレクター、クワッドエキゾーストパイプを装着したリアバンパーが見てとれます。車内では「iX」とレイアウトを共有、湾曲した巨大ディスプレイの搭載は間違いないと思われます。

パワートレインは、4.4リットルV型8気筒エンジンを搭載。最新情報によると、最高出力620ps・最大トルク800Nmを発揮、パワーは8速オートマチック・トランスミッションと、微調整されたxDrive AWDシステムを介して四輪すべてに送られ、最高速度は290km/h(電子制御)、0-100km/h加速は4.2秒の動力性能を誇ります。

改良されたX7は2022年内にデビューすると見られ、その直後にアルピナバージョンが登場すると予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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