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■FRセダンからFF4ドアクーペに大変身!
クラウンユーザー層の拡大を目的に、従来の高級セダン路線を大幅に刷新するとともにロイヤル、アスリート、マジェスタの一本化に踏み切ったトヨタ自動車。
現行型発売から間もなく4年が経過しようとしていますが、2021年11月の販売台数が1,619台、12月が1,263台、本年1月が1,606台と、発売当初の販売台数(6~7,000台/月)に対して低空飛行が続いています。
こうした状況から、同社は2022年内から来年2023年にかけて、早めのモデルチェンジを予定しているようです。
各種情報によると、次期クラウンはカムリやレクサスESなどに使われているTNGAのFF用GA-Kプラットフォームを採用する模様で、伝統的な「FRセダン」に決別を図り、歴代クラウン初のFFモデルに移行する模様。
パワートレインには2.5Lの直4ガソリンエンジン仕様と、同ハイブリッド仕様が設定されるようで、3.5LのV6エンジンはドロップされる見込み。
●「4ドアクーペ」を軸にSUVやワゴンを順次展開?
気になるエクステリアデザインは、FF化によりフロントオーバーハング短縮が可能になることから、昨年末の「バッテリーEV戦略に関する説明会」で公開された「bZ SDN」のような先進的な「クーペルック」デザインが採用されるようです。
また、年内にベースとなる4ドアクーペを発表後、来年には“E-Four”を搭載した派生SUV、「クラウン クロス」の発表を予定している模様。
こちらのモデルについては「bZ SDN」と同時に公開された「クロスオーバーEV」風の外観を纏う可能性が高そうです。
さらには「マジェスタ」後継モデルの存在も噂されており、現行カローラのように全4車型(クーペ、クロス、ワゴン、マジェスタ)によるシリーズ展開の可能性もありそう。
●現行モデルの受注をまもなく終了
一方、販売店では新型クラウンへの切り替えに先立って、現行モデルのオーダーストップを近日中に予定している模様で、そうした動きから意外に早い時期に新型発表が計画されている可能性がありそうです。
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