■4.4リットルV型8気筒搭載、最高出力540psのMパフォーマンスも設定
BMWは現在、ミドルクラス・クロスオーバーSAV(Sports Activity Vehicle)「X5」次期型を開発中ですが、その市販型の最終デザインをCGで制作しました。
協力してくれたのは、お馴染みロシアのカーメディア「KOLES.RU」です。
フロントエンドには、刷新されたグラフィックのLEDデイタイムランニングライト、新設計のヘッドライトを装着。ノーズには通常サイズのキドニーグリル、バンパー下部にはワイドに広げられたエアインテーク、コーナーにはエアカーテンが装備されています。
これらは、最新プロトタイプをベースに描かれており、ほぼこれに近いデザインで登場する可能性が高いと思われます。
プロトタイプでは後部が厳重にカモフラージュされていたためディテールは不明でしたが、情報を元に作成されたCGでは、スポーティなLEDテールライトを装備、バンパーにはエアアウトレット、デュアルエキゾーストパイプがインストールされています。
キャビン内では、iXに触発された新設計のデュアルスクリーンセットアップに対応すべくダッシュボードが新設計されます。
「iDrive 8」の搭載は間違いなく、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのインフォテイメントディスプレイが並んで配置されるほか、流行しつつあるミニマリストのギアシフターを装備するはずです。
パワートレインは電動化を強化、3.0リットル直列6気筒ガソリン/ディーゼルは48Vマイルドハイブリッドと組み合わされるほか、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドなどがラインアップされます。
上位モデルには、最高出力540psを発揮する4.4リットルV型8気筒エンジン搭載のMパフォーマンスも設定が濃厚と言えそうです。