旧車乗りにセカンドカーは必須!? 2台目に欲しい車種は便利なミニバンだけでなく、軽スポーツカーも多数

■旧車好きに聞いたセカンドカーに関する調査

旧車ブームと呼ばれる昨今、クーペタイプなどのスポーツカーを中心に古いクルマに人気が集まっています。

一方、スポーツカーは乗車できる人数が少なかったり、荷物があまり積めないなどで、普段使いがしにくいイメージもあります。

旧車好きに聞いたセカンドカーに関する調査
旧車乗りのセカンドカーには、軽スポーツカーとミニバンに2分される傾向にある

そのため、旧車オーナーには、メインとなるクルマのほかに、利便性などが高い車種を2台目として所有する人も多いといわれています。

では、実際に、旧車好きには、普段乗るクルマとしてセカンドカーを持つ人は多いのでしょうか? また、どんなクルマを2台目に持ったり、欲しいと思ったりしているのでしょうか?

旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車では、旧車に興味のある139名を対象に、セカンドカーについてアンケートを実施。

その結果、セカンドカーを所有、もしくは所有したいと思う人は全体の82%、乗っている、または欲しいセカンドカーはミニバンなどの利便性が高いクルマだけでなく、軽スポーツカーを選ぶ人も多いことなどが分かりました。

●2台目を持つ人や欲しい人が多い

今回の調査は、2022年2月11日〜2月17日の期間、前述の通り、旧車に興味のある男女139名を対象に、セカンドカーについて選択肢を用意したアンケート形式で行われたものです。

旧車好きに聞いたセカンドカーに関する調査
セカンドカーを所有しているかどうか、もしくは所有したいかどうか(出展:カレント自動車)

調査では、まず、「セカンドカーを所有しているかどうか(もしくは所有したいかどうか)」について質問。その結果は次の通りです。

・「はい」 82.0%
・「いいえ」 18.0%

「はい」と回答した人が圧倒多数ですね。

メインカーにどんな車種を持っているかによっても違うでしょうが、旧車オーナーには、愛車を単なる移動手段ではなく、なにか特別な思いを持っていたり、大切に所有しているために、別のクルマを2台目に欲しいと思っている人も多いのかもしれませんね。

●セカンドカーを所有する理由とは?

次に、調査では、「セカンドカーを所有する理由」について質問。結果は、以下の通りです。

旧車好きに聞いたセカンドカーに関する調査
セカンドカーを所有する理由(出展:カレント自動車)

1位:「メインカーの他に乗りたいクルマがあるから」 31.7%
2位:「セカンドカーを持っていない(もしくは所有したいと思わない)」 18.0%
3位:「人や荷物を多く乗せることができるから」 11.5%
4位:「雨の日にメインカーに乗りたくないから」 10.1%
5位:「メインカーの走行距離を伸ばしたくないから」 8.6%
6位:「燃費がいいから」 4.3%
「そのほか」 15.8%

最も多くの回答を集めたのは「メインカーの他に乗りたいクルマがあるから」の31.7%。やはり旧車を所有している、もしくは欲しいと思っているユーザーはクルマ好きが多く、今所有している愛車以外に対しても興味を持ち、乗ってみたいと感じていることがわかります。

2位の「セカンドカーを持っていない(もしくは所有したいと思わない)」は、最初の質問で「いいえ」と答えた人と同じ人たち。

旧車好きに聞いたセカンドカーに関する調査
旧車好きは愛車を大切にするためセカンドカーを持つ人も多いようだ(写真はマツダ・RX-7)

注目は、3位以下の割合が僅差なことです。旧車に興味があるユーザーはそれぞれ理由が分かれていることが読み取れます。

特に、4位「雨の日にメインカーに乗りたくないから」、5位「メインカーの走行距離を伸ばしたくないから」などは、旧車ユーザーならではの理由でしょうね。

所有しているクルマをできるだけ長く良い状態で乗り続けたかったり、売却する時のことを考えて意識している内容であることが推測できます。

●2台目にS660やコペンを選ぶ人も多い

続いて、調査では、「セカンドカーとして所有しているクルマ(もしくは欲しいクルマ)の車種」についても質問しています。その結果、調査を行ったカレント自動車によれば、

「ホンダ・S660やダイハツ・コペンなどの軽自動車を回答するユーザーが多く見受けられました」

といいます。

旧車好きに聞いたセカンドカーに関する調査
ダイハツ・コペン(写真はローブ)

面白いのは、これらは、軽自動車の中でも、スポーツタイプに分類される車種であることです。また、軽自動車以外でも、「スポーツカーと言われる車種を回答したユーザーも多くいた」といいますから、旧車に興味があるユーザーはセカンドカーに対しても、運転の楽しさを求めている人が多いことがわかります。

一方で、カレント自動車によると、「アルファードやヴェルファイアなど国産のミニバンを回答するユーザーも一定数いた」と言及しています。

旧車好きに聞いたセカンドカーに関する調査
トヨタ・アルファード

この結果は、「セカンドカーを所有する理由」に関する前述の質問で、「人や荷物を多く乗せることができるから」と回答した人たちも多かったことを裏づけます。

つまり、旧車好きには、やはり、日常の利便性を求めてセカンドカーを所有、もしくは欲しいと思う人も一定数いるということですね。

今回の結果により、旧車好きの多くがセカンドカーを持つか、欲しいと思っていることが判明しました。

ただし、セカンドカーの選び方は人によって違い、趣味性が強いスポーツカーなどのタイプを選ぶ層と、人や荷物が多く載せられるミニバンなど利便性が高い車種を選ぶ層に分かれるようですね。

(文:平塚直樹 *写真はイメージです)

この記事の著者

平塚 直樹

平塚 直樹 近影
自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、クルマ選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!