■低燃費性能にも配慮したコンフォート系タイヤ
日本ミシュランタイヤは、プレミアムコンフォートタイヤの新モデルである「MICHELIN PRIMACY 4+(ミシュラン プライマシー フォー プラス)」を2022年5月19日から順次発売します。16インチから19インチまでの全23サイズで、価格はオープン。
「MICHELIN PRIMACY 4+」は、「MICHELIN PRIMACY 4」の進化版で、静粛性、乗り心地の良さに加えて、安全性と走行安定性が引き上げられています。
こうしたコンフォート性に加えて、履き替え時でも発揮する優れたウェットブレーキング性能により、履き始めから長期間にわたり安全性を確保。
また、高速走行時のスタビリティに優れたハンドリング性能を実現しているそう。
さらに、今や必須の低燃費性能にも配慮されていて、長く続く安全性能も含めて長期間の使用でも環境負荷の低減に貢献するとしています。低燃費タイヤを示すグレーディングシステムの「AA」と「A」を取得しています。
技術面の見どころをチェック。トレッド下部に、ウェット性能の高いコンパウンドを配することで、摩耗末期でもウェットグリップ性能を維持する「エバーグリップ テクノロジー」が採用されています。
また、U字型の主溝を備える「U字グルーブ」により、摩耗末期でも排水性能が確保されることで、摩耗による急激な排水性能の低下抑制に寄与。
さらに、「スタビリ・グリップ・サイプ」というサイプ内の突起により、ブロック同士が互いに支え合い、倒れこみを抑制します。ブロック剛性を高めることで、高速走行時のスタビリティとハンドリングの向上に貢献します。
コンフォートタイヤに欠かせない静粛性に寄与するのが「サイレント・リブ テクノロジー」で、接地面の接地部分と溝部分の比率が常に一定になるように設計される技術。これにより、タイヤパターンから発する音圧を一定にし、優れた静粛性を実現するそう。
快適性などで定評のある「MICHELIN PRIMACY 4」から「MICHELIN PRIMACY 4+」になり、ウェットブレーキング性能や高速域の安定性などが高まり、定番タイヤとして商品力の向上が図られています。
(塚田 勝弘)