日産マーチもEV化!? 欧州「マイクラ」後継モデルを予告

■客様にさらなる興奮をもたらすと確信

日産は、欧州Bセグメント『マイクラ』後継モデルのティザーイメージを初公開しました。

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日産 マイクラ 後継モデル ティザーイメージ

日本で販売されている「マーチ」の海外版であるマイクラは、2017年に現行型となる5代目が登場、これが5年振りの後継モデルとなります。

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日産 マイクラ 後継モデル ティザーイメージ

公開されたティザーイメージでは、ボディワークと融合する楕円形のLEDデイタイムランニングライト、光る日産ロゴ、切り詰められたボンネットが見てとれるほか、従来のミラーとドアハンドル、空力ホイールカバー、そして5ドア・ハッチバックシルエットが映し出されています。

後継モデルでは、日産がデザイン、ルノーが設計、製造を担当。ルノー・日産・三菱アライアンスの「CMFB-EV」プラットフォームを採用した、フルエレクトリックモデルになります。

まだ名前のないEVは、ルノーによる設計ながら、日産らしさを維持することは濃厚で、フランス北部のルノーエレクトリシティセンターで生産、2022年から販売されるルノー「5」とそのプラットフォームを共有します。

日産はモデル詳細を明かしていませんが、最高執行責任者であるアシュニア・グプタ氏は、「人目を引くコンパクトEV」が間もなく登場すると語っています。また、「これはアライアンスの『スマートな差別化』された優れた一例です。マイクラを引き継ぎ、欧州のお客様にさらなる興奮をもたらすと確信しています」と付け加えています。

ネーミング、発売時期、技術的な詳細は間もなく発表されるといいますが、果たして日本市場での「マーチ」は後を追うのか、要注目です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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