■初代はアルテッツァのワゴンモデル「アルテッツァジータ」のレクサス版
レクサスは2021年12月、トヨタ自動車のEV戦略発表の中で、2台のEVワゴンに関するティザーイメージを世界初公開しましたが、そのEVモデルとは別に、ISをベースとするワゴンを大予想しました。
現在、レクサスにはステーションワゴンやシューティングブレークはラインアップされていませんが、初代「IS」には派生ワゴンとして「ISスポーツクロス」が設定されていました。
これはトヨタ「アルテッツァ」のワゴンモデル「アルテッツァジータ」のレクサス版です。
トヨタ「アルテッツァ」は1998年にデビュー。翌1999年にレクサス版「IS」が発売され欧州、北米で展開され、それまでドイツ車の独擅場だった高級セダンに風穴を開けました。
当時、反ドイツ主義者から高い人気を得た勢いをそのままに、2001年にISスポーツクロスが投入、パワートレインは3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載しました。
現行型ISは2013年に発売、2016年に初の大幅改良を敢行。2020年には2度目の改良新型が投入されています。
今回予想CGを提供してくれたのはインスタグラマーの「sugardesign」です。現行型ISをベースに制作されていますが、ティザーイメージとも異なる専用ヘッドライトを装備、後部にはISにないスポーティなLEDストリップテールライトを備えています。
レクサスは、2台のステーションワゴンのほか、4シーターオープンやクロスオーバーSUVなど複数のBEVモデルを展開する予定ですが、果たしてISベースのシューティングブレークは復活するのか注目です。