■納車したばかりのテスラに悲劇…
お笑い第7世代の人気コンビ、宮下草薙の宮下兼史鷹さんは1月6日、自身の愛車であるテスラ・モデル3を盛大にコスってしまったことをSNSで報告しました。このモデル3、なんと納車から約2週間ほど経ったばかりということで、宮下さんはガックシ肩を落としています。
1月7日のテレビ番組で、宮下さんが説明したところによると、今回の事故は自損事故で宮下さんも含め人的な被害はないとのこと。ただ、左側面後方のボディが大きくへこみ、さらには左のミラーにも大きなダメージを負ってしまっています。
1月6日は、めずらしく東京にも積雪が見られた日で、都内では交通事故も多発していました。ただ、宮下さんの話によると、今回の事故は積雪とは直接の関係がないそうです。
事故後、宮下さんはすぐに警察に連絡し、さらに保険会社とコスってしまった壁のお宅にも連絡をしたそうです。
事故後の対応としては適切なものだったと言えるでしょう。
●さらなる悲劇に「心が折れそう」
納車1ヶ月経たず 盛大に擦りました pic.twitter.com/FbhTIJlPHU
— 宮下草薙 宮下兼史鷹 (@admjpujpwd) January 6, 2022
しかし、宮下さんが大変なのはここからです。モデル3では、軽量化を図るために多くの場所でアルミ合金が使用されており、たとえばフロントのボンネットや前後のフェンダー、そして前後左右のドアなどがそれに該当します。
アルミ合金を使用することで軽量化が進むというメリットがありますが、その一方で、高価になりやすいといったデメリットも存在します。
テスラの中でも最も安価な車種であるモデル3では、コスト面などからボディ全体をアルミ合金にするのではなく、一部のみとされていますが、宮下さんのコスった部分は不運にもアルミ合金製の場所だったので、修復にはかなりの費用がかかることが想定されます。
また、日本に導入されてからまだ日の浅いテスラは、どこでも修理できるわけではありません。2022年1月現在、東京近郊でテスラ認定ボディショップとなっているのは、埼玉県三郷市の「ヤナセオートシステムズ 関東コントロールセンター」か、神奈川県横浜市の「ヤナセオートシステムズ 首都圏コントロールセンター」、そして同じく神奈川県横浜市の「トーニチユニオンサービス」の3箇所しかありません。
さらに、部品のほとんどを海外から取り寄せなくてはならないため、修復までにかかる期間は数ヵ月におよぶものと想定されます。
宮下さんのツイートの写真を見る限り、さすがに修復せずに乗り続けることは難しそうです。せっかくのテスラはしばらくおあずけになることは間違いなさそうです。
(梅村 ゆき)