メルセデス・ベンツGLC次世代型、豪華デジタル運転席を見よ!

■グリルには力強いシングルバー、新設計されたスリムなテールライトを装備

メルセデス・ベンツ「Cクラス」をベースとするクロスオーバーSUV、「GLC」次期型の最新プロトタイプを捉えるとともに、そのコクピットをカメラが捉えました。

メルセデス・ベンツ_GLC_003
メルセデス・ベンツ_GLC 次期型プロトタイプ

初代となる現行型GLCは2016年にデビュー、今回6年振りのフルモデルチェンジで第2世代へバトンタッチされます。

メルセデス・ベンツ_GLC_004
メルセデス・ベンツ_GLC 次期型プロトタイプ

豪雪のスカンジナビアでキャッチした最新プロトタイプは、まだカモフラージュも厳重でディテールは見えてきませんが、グリルには力強いシングルバーを備えているほか、ヘッドライト上部に光るLEDデイタイムランニングライト、後部では、新設計されたスリムなテールライトの一部が確認できます。

サイドミラーは、サイドウィンドウのコーナーから、ドアブレードに移動、最新のトレンドを踏襲している様子がうかがえます。

注目は、はじめて撮影に成功した車内です。

そこには新しいインストルメントクラスターディスプレイと、角度のついたダッシュボード内のインフォテインメントディスプレイを装備しています。豪華なSクラスからインスピレーションを得た、Cクラス新型で見られるインテリアと非常に似ていますが、GLCは基本的にCクラスのSUVバージョンのため、理にかなっています。

メルセデス・ベンツ_GLC_013
メルセデス・ベンツ_GLC 次期型プロトタイプ

市販型では、Cクラス新型を支えるメルセデスのモジュラーリアアーキテクチャを採用。

おそらく2台はパワートレインも共有するはずで、マイルドハイブリッド技術を備えた直列4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジンをラインアップ。9速ATが標準となるほか、遅れてプラグインハイブリッドが追加されます。

頂点には4.0リットルV型8気筒に代わり、電動化された2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載するAMG『GLC 63』を設定、最高出力は500hpを超えてくるはずです。

GLC次期型のデビューは2022年と予想され、その後にGLCクーペも登場することになるはずです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる