メーターは?シフトレバーは?せっかくなので、会場で新型を発表したフェアレディZの細部をチェックしてみた!【東京オートサロン2022】

■新型フェアレディZのメーター表示は3種類ある。アナログ3連メーターにはターボ回転計も

東京オートサロン2022の会場において、一般公開日の前日(14日)に開催されたプレスデーで注目の新型フェアレディZを発表した日産。なんてったって、405psの後輪駆動のMTですよ。気にならないわけがありません。

新型フェアレディZ。写真は最初に販売される240台の限定車「Proto Spec」

というわけで、実車の気になる部分を細かくチェックしてみました。

さあ、新型フェアレディZの室内をチェック

まずはドア。インサイドドアハンドルやパワーウインドウのスイッチ、そしてドアポケットは従来モデルと同じに見えますが、ドアトリム自体は新しいですね。布を張る部分のデザインが従来モデルと違います。

もちろんダッシュボードは新設計で、メーターは今どきのクルマらしく12.3インチのフル液晶。まず、大径のタコメーターを中央に表示するモードがあるのがスポーツカーらしくていいじゃないですか。

画面デザインは3タイプに切り替えでき、スポーツ表示のほか、タコメーターとスピードメーターを左右に振り分けた標準的な「クラシック」表示、そして「ノート」にも採用されている「エンハンス」と呼ぶ提案型のデザインが用意されています。

日本仕様の3連メーター。写真が見づらい(すみません!)ですが、中央はターボ回転計ですね
これは北米仕様車の写真で日本仕様とは並びが逆。ターボ回転計は「TURBO SPEED」と書かれていて、単位はなんと”数字×10kRPM”!!

ダッシュボード上にある3連メーターは、右からブースト計、ターボ回転計、そして電圧計ですね。ここにしっかりとアナログメーターを残してくれたあたりに「さすがわかっているね、日産」という気がするのはボクだけでしょうか?

「ターボ回転計」というのはかなり珍しいメーターですが、それってなに?と思った人はこちらの記事をどうぞ。

ステアリング
ステアリングスイッチはツルツルです。これは北米仕様車

ステアリングは新しいデザインで、スポークには表面がツルツルのリモコンスイッチが備わるのも新しい試み。このあたりはかなり洗練された印象です。

ATのパドル
ATのパドルは大きめ
従来型と違ってステアリングコラムではなく、ステアリング本体のスポーク裏に装着

ATモデルにはパドルも備わり、比較的大型ですが従来と違ってステアリングスポーク裏固定でステアリングの回転と同調するタイプですね。

パーキングブレーキは、電動式でも足踏み式でもなく、従来ながらのサイドレバー式。これならサイドブレーキをきっかけにドリフトする人も安心です。

センターコンソールは、一見したところ従来モデルと同じように見えますが、よく見ると違うデザインになっていますね。従来と同じに見えてしまうのは、おそらく特徴的なドリンクホルダーのせい。

MTのシフトレバーは6速の脇にリバースを置くタイプ。ATセレクターは従来とはガラリと変わって電子制御式で、意匠は少し違いますが操作方法はノートと同じ日産オリジナルですね。

ラゲッジスペースも見てみましょうか。

テールゲートオープナーはエンブレム内に

テールゲートオープナーの位置は、エンブレム内。隠しスイッチ的です。従来モデルはリヤバンパー内のナンバー灯の脇にあったので、おもわずそこを探してしまいました(はじめて接する人はたぶんオープナーを探すことでしょう!)。

エンブレムは、
左右テールランプ間ンのガーニッシュに装着

ラゲッジルームの雰囲気は、先代と変わらないように見えますね。底が浅い…なんて言ってはいけません。本格スポーツカーなので、これだけ床が広いというだけでめっけものじゃないですか。

ラゲッジスペースは見た感じ従来モデル同様

というわけで、やっと細かい部分をチェックすることができたフェアレディZ。

気になるのは価格ですが、今回は特別仕様の限定車「Proto Spec」の価格だけが発表されました。その数字は700万円弱で「そんなの手が届かないよ!」とちょっとショック。

しかしながら、関係者によると「『Proto Spec』は最上級仕様をさらに特別に仕立てたタイプなので高いですが、通常仕様はもっと控えめです。「新型Zは価格帯の幅が広いんですよ」とのこと。

どのくらいでしょうか? ベーシックグレードでは「GRスープラ」の「SZ」くらいのプライスに収まることを期待したいですが、さて?

ちなみに、正式に発売を経て納車が始まるのは初夏くらいになりそうな雰囲気でした。

工藤 貴宏