■同社初の量産スーパーカーである「CC8S」に敬意を表したシルエット
スーパーカーメーカーのケーニグセグは、新型ハイパーカーのティザーイメージを公式インスタグラムで初公開しました。
リリースされた画像には、「2022年、これが我々の決意です。巧妙なエンジニアリングと最適な設計による究極のパフォーマンスをどうぞ!」とメッセージが添えられています。
暗闇に浮かぶボディからは、ディテールは不明です。しかし、テールライトの角度のついたデザインは、自社開発のエンジンを使用した最初のケーニグセグである「2006CCX」のデザインに似ていることがわかります。
リアディフューザーはアゲーラ、フロントスプリッターは2004年の「CCR」を彷彿させますが、全体的にはティアドロップキャビン形状や、ラップアラウンドフロントガラスなど、同社初の量産スーパーカーである「CC8S」に敬意を表したシルエットと言っていいでしょう。
CC8Sは、1997年にプロトタイプを初公開し、2002年に発売されました。シャシーやボディにカーボンファイバーを採用、脱着可能なルーフやラプタードアなどを特徴としたモデルで、パワートレインにはフォード製4.8リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載。また最高出力665ps、最高速度390km/h、0-100km/h加速3.5秒と、当時としては圧倒的パフォーマンスを持っていました。
新型モデルのワールドプレミアは、今後数ヵ月以内とみられ、パワートレインは不明ですが、ガソリン車なのか電動モデルなのかも注目されます。