■2022年、レクサスからEVのSUVが登場する!
トヨタ自動車が12月2日(木)、新型EV「LEXUS RZ」のティザー映像を公開しました。
同社は今春、次世代LEXUSを象徴するコンセプトカー「LF-Z Electrified」を公開するととともに、今後のブランド変革に向けた取り組みを紹介。
同コンセプトカーはクーペタイプのクロスオーバーモデルで、車両前端部が切り立った造形になっており、シャープな印象を受けるとともにルーフはダブル・バブルタイプを採用。横長テールランプの採用や、車両後端についても切り立った造形となっていました。
そして今回公開されたティザー映像によると、「LEXUS RZ」としてより実車に近いものになっており、そのシルエットから、やはりSUVタイプのクロスオーバーモデルであることがわかります。
同社はこの新型EV「LEXUS RZ」を2022年前半に正式公開すると予告しており、車両前後に電気モーターを配した新開発となる電気駆動制御システム「Direct4」を搭載していると予想されます。
トヨタ自動車では、1997年にハイブリッドモデル「プリウス」を世界に先駆けて投入することにより電動化をスタートさせ、これまでに世界で推定1億3,900万トンの温室効果ガスの大気放出を防止してきました。
同社は「環境チャレンジ2050計画」に基づき、充電インフラの整備状況を睨みながら着実に電動化を進めており、一昨年には2025年までに世界市場で10車種以上のEV投入計画を発表。
新車販売の40%を電動車化するとしており、さらに2030年までに約70%を電動車化するとしています。
日本国内ではEVに関するイメージが希薄な状況ですが、充電インフラ整備が進んでいる中国では、2019年から施行された新エネルギー車(NEV)規制に対応するため、「C-HR EV」と姉妹モデルの「IZOA(イゾア) EV」、レクサス「UX 300e」の3車種を昨年4月に発売済み。
これまでEV色を潜めてきたトヨタですが、いよいよ電動化に向けた動きを鮮明にしつつあるようです。
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【関連リンク】
LF-Z Electrified
https://lexus.jp/technology/electrified/