普通自動車免許の失効・取消から再取得。もう一度初心者マークをつけないための「裏ワザ」とは?【2021年版】

●何度も初心者マークをつけたくないっ!

再取得者の初心者マーク
免許を再取得した人はもう一度初心者マークを付ける必要があるのですが……

新たに普通自動車免許(普通免許)を取得したら、1年間は表示義務のある初心運転者標識(初心者マーク、若葉マーク)。この表示義務が免除されるのは、いわゆる「うっかり失効」の期限である免許失効から6ヶ月以内に再取得した場合のみとなります。

違反点数が基準以上に累積する、重大な交通違反や事故を起こすなどしての取消期間後の再取得、失効後6ヶ月を超えての再取得は、それまで長い運転歴があろうと関係なく初心者マークを運転するクルマに貼り付ける義務があります。

しかし、この義務が免除される方法があります。それは、義務のある1年間の期間中に「上位の免許を取得する」ことです。

●上位の免許ってなんだ?

再取得者の初心者マーク
より上位の免許を取得すると初心者マーク表示義務がなくなります

上位の免許とは大型免許や中型免許などのことです。

これらの免許を取得するには、普通免許など下位の免許についての取得期間が通算で2年以上や3年以上必要ですが、「通算」とある通り、この期間のカウントには、「失効ないし取消になる前の免許取得期間」を入れることができます。

そして晴れて該当する免許が取得できれば、その時点で上位免許の取得を理由に、初心者マークの表示義務がなくなります。これは、道路交通法施行令 第二十六条の四に、初心運転者標識の表示義務を免除される者として記載があります。

普通免許の再取得後に「初心者マークを貼りたくない!」ということであれば、上位免許にチャレンジという手を使ってみてはいかがでしょうか。

(古川教夫)

※この記事は2021年12月3日に再編集しました。

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この記事の著者

古川教夫

古川教夫 近影
1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていたクルマ好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。クルマ関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。