■コンパクトSUVのT-Crossに、オプションの「デザインパッケージ(ダークデニム)」を新設定
フォルクスワーゲンは、Cセグメント級クロスオーバーSUVの「T-Roc」に、特別仕様車の「Black Style(ブラックスタイル)」を設定し、2021年11月2日に発売しました。
全高をのぞきゴルフに比較的近いサイズ感のT-Rocは、2021年上半期の輸入車SUVにおいて、弟分のコンパクトSUV「T-Cross」に次いで2番目の登録台数を記録。今年5月には従来のディーゼルエンジン搭載車に加えて、ガソリン仕様も導入され、選択肢が増したのも朗報です。
今回、設定された特別仕様車の「Black Style」は、デザイン性の高さが特徴の「Style Design Package」がベース。
ブラックを基調に、自慢のデザイン性を強調する専用アイテムを内・外装に用意されています。
具体的には、フロントグリルのロア部、ウインドーフレーム、サイドストリップ、リヤストリップ、ルーフレール、専用デザインCピラーがすべてブラック化されています。
こうした加飾やペイントにより、スタイリッシュかつ遊び心も感じられる仕様になっています。
ほかにも、前後方向に対応する「パークディスタンスコントロール(前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)」「オプティカルパーキングシステム」、Black Style専用の18インチアルミホイール」も標準化されています。
価格は、1.5Lの直列4気筒ガソリンエンジン、7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)を積む「T-Roc TSI Black Style」が396万7000円。2.0L直列4気筒ディーゼル、7速DSGを搭載する「T-Roc TDI Black Style」が416万9000円です。
同時に、先述した弟分のコンパクトSUV「T-Cross」に同日、オプションの「デザインパッケージ」に、新たなカラーバリエーションの「ダークデニム」が設定されました。
デニム調のブルーを基調としたカジュアルなシート(チタンブラック/ダークデニム)になり、エクステリアはフルブラックのホイールとドアミラーにより、スポーティなムードを醸し出しています。
足元には、デザインパッケージ専用の18インチ・ブラックアルミホイールが備わります。
「デザインパッケージ(ダークデニム)」のオプション価格は、13万2000円です。ダークデニムのオプションを選ぶと一気にカジュアル感が増す印象で、個性を求める人にオススメの変身になります。
(塚田 勝弘)