■ブランド特有の上下二段スプリットヘッドライトや大型グリルで高級感
韓国ジェネシスは、同社初となる新型ミニバンを開発している可能性があることがわかりました。
ジェネシスは、トヨタ「レクサス」、日産「インフィニティ」同様の高級車ブランドとして設立。
2015年にはブランド初のモデル「EQ900」を発表、2018年にはすべてのモデルを「G」で統一し、EQ900はマイナーチェンジのタイミングで「G90」へと改名されました。
世界的にみてミニバンはSUVに押されているものの、ビュイックは高級ミニバン「GL8アベニール」を、レクサスは「LM」を中国市場に投入、メルセデス・ベンツ「Bクラス」、BMW「2シリーズアクティブツアラー」は依然としてラインアップしています。
ロシアの自動車サイト「KOLESA.RU」から届いた予想CGは、ブランド特有の上下二段スプリットヘッドライトを装備、五角形の大型グリル、スポーティなインテークを備えるバンパーなど高級感にあふれています。
サイドでは大きくキックアップされたリアクォーターウィンドウ、リアでは、シャープなLEDテールライトが描かれています。
もし市販化されるなら、トヨタがアルファードの高級バージョンとしてLMを開発したように、ヒュンダイ、あるいは起亜自動車の既存モデルをベースとする可能性が高いと思われます。
ただし、ジェネシスは2030年までに8台以上のゼロエミッションモデルを発売する計画を持っているほか、2025年からEVバージョンを提供する予定で、燃焼エンジンの有無にかかわらず、ミニバンに投資する優先順位は低いとみられています。